心の反応の方程式
米澤紗智江さんの「こころの講座」、第3回講座の受講レポート〈前編〉です。
第3回講義は、心のクセを自分がどうやって作り上げてきたか分析する、アドラー心理学の「ライフスタイル分析」が紹介されました。
ライフスタイルとは、簡単に言ってしまうと、心のクセ。ライフスタイル分析では、感情的に反応した複数のエピソードを細かく分析します。それらを一本の線でつなぐ共通項を見つけることで、自分の心理的反応の規則性、つまり心のクセを知る方法です。
ライフスタイル分析について詳しくはこちらを。紗智江さんに私が個人的に分析してもらった体験です。ライターのあそゆかさんによる記事で、とても読み応えのある内容です。自己理解や自己探究に関心のある方はぜひ。
ライフスタイル分析は、本格的だと紗智江さんの個人セッション複数回になりますが、そのうちの「よかったこと」の分析に絞って行われました。欲しがる心(接近)の側面から自分の行動を観察したわけです。
心のクセは、子どもの頃から長年使い続けているので、自分のなかでは当たり前になりすぎて、その存在さえ自覚していないものなのですよね。喜び、楽しさ、幸せといったプラス感情もそうなんですよね。
ですので、紗智江さんが個別に聴き取りしてくれました。細やかな質問に対して答えを言語化することで、やっとこさ、どういった条件で心が反応したのか、自覚できるんですよね。
書き出した3つのエピソード、それぞれについて
いちばん印象的な場面は?
そのときどんな感情?
なにがよかった?
どうよかった?
なぜよかった?
質問に答える事によって、色々とあるよかったポイントが、どんどん絞り込まれていきました。聴かれるままにしゃべってみたら、3つのエピソードに共通するキーワードが確かにありましたね。
結局、なにがよかったのか。
ビーン!と、いっっちばん、
心が反応するポイントはなんなのか。
そこが
欲しがるポイント
喜びポイント
幸せの条件
しかも
自覚していない
自動ロボットになって
ついついそう反応してしまう
心のクセ
なんですね。
受講レポート、つづきます。
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