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開示する相手は、まずは自分

米澤紗智江さんの「こころの講座」、第1回講義の受講レポートです。

思わず感情的に反応してしまう
本当はこうしたいのにどうしてもできない
ついつい、ああしてしまう
感情に振り回されてしまう

そういう場面は、自分の「思い込み」を知る良い材料になります。

第1回講義では、思わず感情的に反応してしまった出来事を思い出して、そこで自分が起こす感情と、それにまつわる思考を調べました。

出来事
そのとき考えたこと
そのときの感情
私の対応
相手の反応

これらを一覧表に書き出して、心の中の動きを冷静に観察する実践的な作業でした。

この講座では、実際に自分の心を見つめ、気づきを深めていく内容となっています。
気づきを深めるためには、自分を開示することが大切です。
開示する相手は、まずは自分です。何を感じたか、何を考えたか、何をしたかを、ジャッジを加えずありのまま観察していきます。

第1回講義「思い込みのなりたちとその理解」より

感情的場面をこんなふうに調べていくのが、自己開示なんですね。自分のありのままを、まずは自分自身にオープンにしていく作業。書き出してみて初めて、こんなこと感じていた、こんなこと考えていたと気づきました。

書き出したあと、紗智江さんから質問してもらいながら、その内容を振り返りました。質問に答えながら考えていって、さらに気づきが深まりました。それなりに観察できたつもりでも、自分一人ではやはり「思い込み」が邪魔をしたようで「ありのまま」とはいかないですね。

「感情的反応場面での
 感情と思考は
 こだわりへの入り口」

というそうです。こだわり、つまり、思い込みのことですが、心の中の動きをひとつひとつ調べて、気づいていく作業、この繰り返しで、どんな思い込みを持っているかが分かってくるものなんですね。


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