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#140字小説『のんべえ女狐』/お題:横丁の日/Xへポスト4/5

2024年4月にX(旧Twitterと呼ばざるを得ない)へポストした
140字小説を紹介します

※改行などは、Xへポスト時点より修正している場合があります。

『のんべえ女狐』

切れ長な目の女は横丁の入り口で誘うように見つめてきた。試しに声をかけると大衆居酒屋についてきた。
世知辛い世の中で飲み屋でも煙草をのめない。外で一服する間に女の姿は消えていた。出入り口は一つで鉢合わせないはずがない。
落ちてる葉っぱを化かしのソレと酔ってしまった方が、今宵が楽しい。

2024年4月5日作

◆4月5日は「横丁の日」なので
 自主お題として創作しました。

地域の魅力ある食材・料理を提供する個性的な店舗が集まった飲食施設
「横丁」を展開する「株式会社アスラボ」が制定したそうです。
日付は、「横丁」の「ヨ(4)コ(5)=横」の語呂合わせから。
同社の「横丁」は全ての飲食を一つの席で一度の会計楽しむことができ、
飲食店の人には少額資金での開業、出店が可能となるなどの特長があり、
「横丁」を通じて地域の熱意ある起業家を支援し、地域経済を盛り上げる
のが目的のようですよ。

★Xのアカウント:想田翠/140字小説・短編小説 @shitatamerusoda
 #今日は何の日 タグを付けて、投稿(ポスト)したものです。

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◆4月5日は「ヘアカットの日」でもあるので、お題として2023年に創作した
 140字小説『関心カット』を含む3作品まとめ記事です。
 1話につき30秒程度で読了可能だと思いますので、ぜひご一読ください。↓

◆同じく、Xにポストした140字小説を紹介した記事はこちら。↓


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