#140字小説／#monogataryお題／ヒューマンドラマ／ダークサイド／3作品まとめ記事
monogatary.com さんで毎日12時にお題が発表されます。
私はそのお題をテーマに、またはそこから着想を得て
ほぼ毎日140字小説を創作し、投稿しています。
※毎回背景・フォントなども物語に合わせて選択しています。
↓ 想田翠 の投稿ページもよければご覧になってみてください。
※Twitterのアカウント 想田翠／140字小説・短編小説 @shitatamerusoda
でも #monogatary ○月○日のお題「○○○」と明記の上投稿しています。
お題は時節に沿ったものやイベントごとにちなんだものもありますが
予測不可能で、monogatary.com のページを開いて初めてわかります。
お題にからめて140字小説を創作しているので、基本的に1話完結なのですが
自主的にテーマを設定したり、連作としてしたためる場合もあります。
今回は【カテゴリー：ヒューマンドラマ】の中から
【テーマ：ダークサイド】の3作品を紹介します。
※作品の解説は時間を経てからいずれするかもしれませんが……
まず先入観などを持たずに読んでいただきたいので、あえて書きません。
※改行などは投稿時から修正しています。
歳神様へのお供えのお下がりでハレの日の食べ物だった餅は、
今や個包装された保存食として重宝される存在に。
「【時短で簡単雑煮レシピ】いいね0か」
かつては限られた人の特権だった「発信すること」も、
今やお手軽なつぶやきに。
未包装な心の闇もごった煮状態で、救われる人と追い詰められる人と。
2月2日作 『SNSは光と闇の雑煮』
うちは忍法隠れ身の術が得意なにんじゃのかぞく。
目くらましを食らわせてから擬態するんだ。
良妻賢母顔でママ友に近づいてマルチ商法の勧誘をするママ。
マイホームパパと評判でも別家族と二重生活なパパ。
僕は正義の味方のふりをして陰でいじめっ子を操ってるし。
煙に巻ける程度の火薬の量がポイント。
2月13日作 『にんじゃのかぞく』
「おともだちとなかよくしなさい」
年長になると園児間のトラブルも増えるらしいので、息子によく言い聞かせた。
人の嫌がることはしない。悪口を言わない。あいさつする。
5歳児でもわかることが……通用しない。
ごめんね、ママの方がおともだちとなかよくできそうにない。
ママ友は友達ではないか。
2月19日作 『おともだちとなかよく』
以上、想田翠 の monogatary.com のお題投稿より
【テーマ：ダークサイド】3作品をまとめて紹介しました。
※2023年2月2日のお題「闇雑煮」には、闇鍋の雑煮版の内容やストーリーを
投稿した方が多かった印象です。
私もページを開いた初見「だいぶひねったお題だなぁ」と感じました。
※2月13日のお題「にんじゃのかぞく」では、140字小説を執筆する際
お題がひらがなだったことからインスピレーションを得ました。
ちなみに、2月22日が「忍者の日」らしいですね。
ニンニンニンの語呂合わせから。
※2月19日のお題「おともだち」も、140字小説を執筆する際
お題がひらがなだったことから着想を得ました。
お題をうまくはぐらかして投稿するのは筆者の中であまり納得がいかない
行為なので、お題にいかに沿わすかが自分の中での挑戦だったりします。
文字って不思議で、ひらがなとカタカナ、漢字から受ける印象って
だいぶ違いますよね？
なるべく、その印象も大事にできたら……なんて感じています。
読者さんに「いや、お題にうまく沿ってないがな！」と
ツッコまれるかもしれませんが……。
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