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木造耐震補強の合板耐力壁で使いたい釘・ビス
こんにちは。まだまだ暑い日が続きますが、もう9月も下旬にさしかかります。耐震補強工事が本格化していくシーズンになります。そんなとき、いつもの材料でふと疑問に思ったりしませんか?今回は何気なくいつも使っているN50の釘についてです。
木造耐震補強で、構造用合板の耐力壁はメジャーです。N50という釘を所定に打ち込むため、誰でも施工ができるのがポイントです。その釘を工夫してみませんか?というのが今回の
既存住宅を耐震等級3クラスの強度にする場合の3つの注意点
前の記事が、まあまあ読まれているので補足を。
既存住宅の耐震等級3クラスの実現には、意匠設計の段階でかなり注意が必要です。もちろん新築でもそうですが、新築以上に、という意味です。
危険な名ばかりの耐震等級3にはしたくありませんね。
①高耐力の耐力壁の禁止
まず1つ目は、高耐力の耐力壁禁止です。高耐力の耐力壁を使うと金物が大きくなります。新築なら新設の基礎に埋め込むので、通常鉄筋を増やせばO
既存住宅を耐震等級3にするには?
おはようございます。地震や猛暑のあとは台風ですか。過ごしにくくなったものです。
さて、地震が多く耐震の問い合わせが増えているのですが、中でも既存住宅を耐震等級3にしたいという相談が多いです。また中には、壁量を1.5倍にするから耐震等級3のお墨付きを作ってくれと言う無茶な相談もあります。
YouTubeなどで、多くの方が耐震等級3の有用性を訴えています。多くは新築の話です。では既存住宅の場合はど
暑いときに建築(模型)見学したい3選
おはようございます。暑い日が続きますね。外出が嫌になる・・・ですが、実はいつ降るかわからない雨がもっともやっかいです。異常気象という言葉は聞き飽きましたし、うまい対策もないし、正直うんざりです。
そんな夏の暑さを忘れる室内で建築を見学したい!という方向けの施設を紹介します。まあ、建築というより、建築模型ですけど・・・
Small worlds
東京都江東区有明にある、アジア最大級のミニチュア
健康は大事 閑話休題
ご無沙汰しております。実は7月中旬に首を痛めまして療養中です。ヘルニアに近い症状で医者には色々止められて経過観察および加療しています。夏期休暇などだったため、目立った仕事の穴は出なかったのが不幸中の幸いです。生命線であるパソコンでの文字入力も辛い状況です。しばらくあまり記事が書けません。申し訳ありません。
2025年建築基準法改正で構造・省エネ以外で危惧すること
こんばんは。あっという間に7月も前半を終え、もうすぐ夏休み。いよいよ来年4月の建築基準法改正が近づいてきます。言うまでも無く4号特例縮小と戸建住宅の省エネ義務化が目玉です。しかし周囲で気にする声は少ないです。省エネに関することは外注すればいいし、4号特例縮小も、いままで作っていた壁量計算等の書類を提出すれば良い、程度に感じている人も多いようです。
まあ、その通りといえばその通りなのかもしれません
面白い耐震金物系製品 4選
はい。今回は、性能とか度外視で面白い耐震金物関連の製品を紹介します。「関連」というところがツボかもしれません。もちろんうまくはまれば強力に「使える」商品であることはいうまでもありません。
ホールダウン点検口
発見したとき、本当かよ!と思った商品。ホールダウン金物の緩みを点検する為だけの点検口です。
別に専用の商品を作らなくても・・・と思うのですが、確かにホールダウンの緩みって気になります
制震金物を妄信しないように
こんにちは。現場が昨日から始まったのですが,猛暑のタイミングと重なり・・・まあ愚痴はこのあたりにして、本題に行きます。
木造住宅の制震金物については、長らくさまざまな意見が出ていました。
眉唾ものの効果を謳うものや、効果が疑問視されるものなど。近年はYouTubeで効果を喧伝しているため、非常にブランド力が高まった物もあります。
特に、一部の制震金物を崇拝するかの意見もあり、注意が必要です。
夏の耐震診断の注意点
ご無沙汰しております。3~5月は業務がたて込みすぎたうえ、業界の総会なども多く、よく動いていたな、と思うくらい働いていました。6月は・・・その反動で調子を崩し気味でしたが、まあ家族サービスや残務に注力したので、休んだ感じはないです。そろそろ落ち着いてほしいな~と思ったら、ようやく梅雨です。まあ今日は猛暑なんですけど(爆)
さて、夏の耐震診断は大変なのは、ちょっと考えればわかることです。しかし細か
サーモグラフィーで筋かいを探すときの注意点
こんにちは。
最近は、断熱材の充填などをチェックするために、サーモグラフィー持っている事業者さんも多いようです。そして一般の方も。
私が宣伝したこともあり??、HIKMICROのサーモグラフィーが耐震診断や筋かい調査のため、かなり売れたようです(嘘。私のおかげではありません)。高性能なのにあの価格だから売れても不思議ではないんですよね・・・。
しかし、サーモグラフィーは熱の差を視覚的に見るもの
GWに木造住宅の2025年改正建築基準法の勉強をしよう
こんにちは。忙しすぎた昨年、記事がおざなりになったり連載を停止していたり迷惑をおかけしました。再開する目処がたちましたので、随時再開しますので、よろしくお願いします。
さて、あまり知られていませんが、3・4月には、改正法の情報がそれなりに出回っています。まあ昨年11・12月の情報とあまり変わりませんが、確度が高くなってきました。
3月15日~4月13日まで募集されたパブコメの意見回答結果が4月
省エネリフォームには、耐震リフォームもね
こんにちは。過ごしやすいシーズンに入りました。通常この時期になるとリフォームや戸建住宅の設計の案件が多く来るのですが・・・(涙)。はい。珍しく耐震診断だらけです。設計事務所としてはあまり良い傾向ではないのです。まあ耐震に強い設計事務所と言っていますが、通常の設計業務があってこそなので、何だかなぁという感じです。
さて、最近は設計事務所でもリフォーム会社でも省エネリフォームが多いですね。省エネリフ
今年は本当に大きな地震が多いのか?2024年4月までを振り返る
こんにちは。ずっと体調を崩しています。くすん。
ただ、いろいろとやらねばならないことが多く、ゆっくり休むこともできません。まあ仕方のないことですが・・・。
さて、今年は能登半島地震から始まり、大きな地震が多いと感じると思います。ただ印象だけ、という可能性もあります。今回は家屋が倒れる震度6強以上と、その手前だが被害がで始める震度6弱に絞って過去のデータを振り返ってみました。tenki.jpには過
ツーバイフォーの間仕切り壁
おはようございます。
先日、ツーバイフォーの耐震診断をしてきました。
きちんと設計されてれば、耐震性が高いツーバイフォーですが、耐震診断となると注意が必要です。
ツーバイフォーの間仕切り壁は、上部梁に到達していないものがあり、特に2階は注意が必要です。
上の写真は、ツーバイフォーの間仕切り壁の例です。この例では、石膏ボード壁とベニアの壁の立ち上がりは見えますが上部に梁がありません。一応枠材はつ