『恋恋放夕(れんれんほうゆう)』

今日も明日も　何気ない日常
いつもの帰り道　いつものように歩いていた
陽だまりの中　キミと一緒の放課後

ずっとずっと　
友達だと思っていた
それでいいと想っていた

キミと一緒の帰り道　
今日も何気ない話をしよう　
それだけで十分だったんだ

そんな風に想っていたのに
一瞬のスキをついた　突然の告白　
なんでなの？

戸惑うワタシに
不敵なキミが鼻につく
ちょっとだけイジワルしてみたくなったの

「ワタシ、好きな人がいるの、だから、ごめんね。」

なんて　心にもないコトを　言ってみた　
強張るキミの表情が　忘れられないよ

「そっか、こっちこそ、ごめんね。」

それじゃあ　Bye-byeと　落ち込むキミ
遠ざかる背中が　だんだん　小さくなっていく

そんなキミを　見ていられなくて
心が　身体が　どうしようもなくなって
気づいたら　夢中でキミを　追い駆けていた
沈む夕日が　とても眩しかったよ

やっとやっと　追いついて
キミの右手を　力いっぱい掴んだよ

離したくなかった
話したかったんだよ

もっといっぱい
ずっとずっと

だから夢中で叫んだんだ
キミに向かって

「ワタシ、好きな人がいるの、それは、キミだよ。」

なんて　恥ずかしいけど　正直に言ってみた
驚いたキミの表情が　焼きついている

「ホント？良かった、ありがとう。」

笑顔のキミ　距離がDONDON近づく　
ZEROになる　
その瞬間　ドキドキが止まらなかったよ　
おかしいね

明日からのキラキラ輝く　
新しい日常に　想いを馳せてみた
期待と不安が入り混じって　
ミックスジュースしてるけど
キミとの関係は　いったいどんな風に　
変わるんだろうね？

でも　たとえ　どんな風に　変わっても　
お互いを大切に想っていたら　
きっときっと　大丈夫だよね

今日の夕日に　
Bye-bye day　また明日もよろしくね
キミと繋いだ左手が　
とてもとても　温かかったよ

これからも　
ずっとずっと　笑顔で　ふたりで　いようね？

"I'm happy to see you again."

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