『大人になりきれなかった大人たちへ』
待つことが大人だと思っていた。
「理想の大人」は待てる大人だった。
見守って、話を聞いて、アドバイスして、
もしかしたらいつか振り向いてくれるんじゃないかって、心のどこかで期待していた。
でも現実は厳しくて、そんなの嘲笑う。
待ってるだけじゃ何も手に入らない。
だったら求めなければ始まらないじゃない。
それなら妄想の「理想の大人」じゃなくていい。
カッコ悪くていい、泥にまみれろよ僕。
ダメ元でいいじゃない、何もしないよりさ。
何もしなかった後悔なんて死ぬまでお友達だよ