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【足関節の運動療法】歩行・立位姿勢で機能するための足関節の運動療法&ピラティス

今回は足関節への運動療法・ピラティスというテーマで、歩行などの動作改善や立位姿勢において足関節がしっかり活用できる状態を作ることを目的にした介入方法やアプローチの考え方についてお伝えします。

足関節の運動療法・ピラティス

足部のコントロール不良や適切な筋感覚がない状態になられている方や足部の可動域制限や動きのエラーなどが生じている方も非常に多いです。


そういった観点も含めて、、

足関節の機能改善のために必要な考え方やアプローチをする際のポイントについて解説するコラムにしていますので参考にして頂ければと思います。


姿勢制御の基本はアンクルストラテジー

姿勢制御の基本はアンクルストラテジー

静止立位の際にも体性感覚・前庭覚・視覚など人間が活用できる感覚情報を活用して姿勢制御をしています。

この姿勢制御の基本としてはアンクスストラテジーであり、足部を活用することで微細な動きのコントロールをしています。反対に大きな外乱が加わった際には足部ではなくヒップストラテジーとして股関節を使った姿勢制御になってきます。

そのため、基本的には立位姿勢など大きな外乱刺激が入らない状況下では足部を中心とした姿勢制御が必要であり、股関節機能も重要ではありますが、まず優先して働くべきなのは足部での姿勢コントロールになります。

歩行のロッカーファンクション

歩行に関してもロッカーファンクションという言葉があるように、足部を上手く前方への推進力に変換することで歩行が成り立っているわけななので、言うまでもなく足部の機能は重要になってきます。

この微細な動きのコントロールを足部でできる様になるためには足部に対しての下腿の動きでコントロールすることが重要になります。


足部に対する下腿のコントロール

足部に対する下腿のコントロール

歩行や立位姿勢において足部を活用するためには、足部に対する下腿の前傾の動きをいかに引き出すことができるかが重要になってきます。


この下腿の前傾を行うために必要な機能として、、

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