見出し画像

骨盤前傾アプローチよりも最優先して骨盤後傾方向への運動療法をするべき理由!

以前のTwitterのツイートにて軽く触れた内容になりますが、、

文献や参考書を読んでいると、骨盤後傾方向へのアプローチを紹介されいているケースが少なく、骨盤前傾方向へのアプローチを紹介されている書籍や文献などは非常に多いです。


自分自身も理学療法士の新人の頃は、、

骨盤後傾は良くなくて、骨盤前傾方向にある方が良いという先入観を持ったまま介入をしていた頃もありました。


ですが、、

現在では、骨盤前傾方向へのアプローチをするよりも骨盤後傾後方への誘導するアプローチをすることに時間を掛けて行うケースが多いです。


骨盤前傾は前提条件が重要になる

骨盤前傾方向への誘導に関しては、、

前傾方向への誘導を促すアプローチを全くしないわけではないですし、骨盤前傾をするべきではないと言っているわけではなく、前提条件が整っているかどうかの問題によって変わってくるわけです。


色々と学んできた知識としても、自分の経験としてもこうした方が良いという考えがあるので紹介させて頂きます。


骨盤前傾アプローチが多い理由とは?

骨盤前傾アプローチが多い理由とは?

骨盤前傾方向へのアプローチが紹介されているケースが多く、反対に骨盤後傾方向への誘導をするアプローチを紹介されているケースが少ない理由としてですが、、

骨盤前傾することで、「腸腰筋」「多裂筋」といったこの辺りの筋群が作用するから活動を促すために骨盤前傾のアプローチが必要であるという意見が多かったり、、

骨盤後傾と高齢者の姿勢について

高齢者など後方重心になっている方が多いことから、骨盤後傾方向に誘導することで後方にある重心がさらに後方に移動しやすくなり、前方に重心を移動するためには骨盤前傾方向への介入が必要であるという意見が多いです。


確かにそれはそうだと思いますが、、

自分自身も理学療法士の新人の頃から骨盤前傾方向へのアプローチをしても形としては前傾に動いているけど腸腰筋や多裂筋をしっかり使ってコントロールできている状態ではないのではないかという感覚はありました。


骨盤前傾の運動療法に対する前提条件

骨盤前傾の運動療法の前提条件

骨盤前傾方向への運動療法をする前提条件ですが、、

骨盤前傾方向に誘導する認識を持たない方が、解剖学的にも個人的には臨床上良いと考えています。

寛骨を前傾させる筋肉

ここから先は

638字 / 5画像
「セミナーに行きたい」「参考書を買いたい」でも、「お金も時間もない」勉強したくても勉強できない理由を全て取っ払ったオンラインで学べる学校。「現場でしっかり結果を出したい」セラピスト・トレーナー・インストラクターに必要なスキル習得ができる環境が臨床ガチ大学(月4~6本配信)

業界最大規模の購読者数700名以上●「現場でしっかり結果を出したい」セラピスト・トレーナー・インストラクターのためのマガジン●"臨床で本当…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?