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マインドマップを課員と共有して60分でアイディアを2倍にした話

自分の頭の中身って他人に見せられませんよね?

普通なら。

『マインドマップ』というツールを使って自分の思考を課員と共有してアイディア出しに協力してもらいました。

思考の偏りを他人に補完してもらうことで、自覚していない弱点が見つかり、保管された切り口からたくさんのアイディアを出すことができました。

ひとりで作るより、少し人数を増やして作るマインドマップの方が見て美しく、とても有用なアイディアが出せます。

マインドマップについて書いたきかっけ

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普段は製造業に属する企業の新米課長としての気づきや、経験、考察、組織を変えるための苦悩についてnote投稿をしている『ケツアゴ新米課長』と申します。

昨日『マインドマップ』を解説する記事を投稿しました。

このきっかけになったのは『課題解決なんてやったことない!!』という営業部長の発言でした。

『お前ができないなら俺がやったらぁ!!』という心の声をグッと押し込んで、営業課題に関する解決策立案を引き受けました。(営業部じゃないのに)

その時に使ったのがこの『マインドマップ』というツールです。

紹介記事の方にも書きましたが、マインドマップは自分の頭の中身を目に見えるように書き出すことで一気に思考を整理することができます。

これを使うと使わないでは目隠し将棋 VS 普通に盤面を見ている将棋くらいのハンデがあると思っています。

逆に言えば、使うだけでハンデをチャラにできるくらい整理ができてしまうわけです。

マインドマップを課員と共有してみた

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そしてこのマインドマップの素晴らしい点は『普段は他人に見せることのできない自分の思考を他人と共有できる』ことです。

今回のようなアイディア出しに使う場合、他人にマインドマップを見せることで自分に足りなかった発想や着眼点が補完され、それに関連して自分からまた新たなアイディアが出るという連鎖反応が生まれます

と、いうことで会議終了から30分後に営業部長に投げかけたマインドマップをうちの課員と一緒に見ながら追加でアイディア出しをしました。

共有によって浮き彫りになること

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2人の課員と一緒に考えてもらった結果、僕のアイディアは自分たちで何とか新しいお客様を見つける方法に偏っていたことがわかりました。

課員からは

『うちの会社の〇〇部と一緒に活動してはどうでしょう?』
『商社の〇〇に紹介してもらうのは?』

といった視点をもらい、

『なら調査会社に〇〇を調べてもらうという方法もあるのかな??』
『商社の〇〇なら名刺あるから早速連絡とってみましょう!!』

という連鎖的に新しいアイディアが出たり、具体的なアクションプランを出すところまで一気に進みました。

開始からみんなの発言は止まらず、あっという間に60分の制限時間は終了し、最終的にはアイディアやアクションプランは倍以上になりました。

今回の効用と今後の展開

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発散フェーズなのでネタの選別はしていないので、使えるものとそうでないものが混じっています。

それでも自信をもって『これをやるべきだ!』と言えたり『もっと早くやっておけばよかった!』と言えるものはたくさん出てきました。

すぐに実行できるネタがあるということはとても重要です。

1年早くこのアイディア出しをして即座にそのネタを実行に移しておけば状況は好転していたかもしれません。

事業の進みを1年遅らせている可能性があるということです。

この後は発散から⇒収束⇒実行フェーズに移していくために関係者でレビューをして実行に移すネタを選別していきます。

『発散なき収束のことを短慮と呼ぶ』という格言もありますしね。

(嘘です。僕が今考えた言葉です。

まとめ

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今日はマインドマップを他人とのアイディア連鎖のために使った記事を書きました。

頭の中身を他人に見てもらうことで、意識していなかった思考の偏りが明らかになり、不足部を補完したアイディアをたくさん出すことができました。

発散させたネタを選別し、実行に移していきます。



こちらの記事は似たテーマの記事を集めた『大企業のリアル』というマガジンにも登録されています。

大企業イメージと実情のギャップに悩みながら奮闘して改善を目指す姿を投稿していますので、もしよろしければこちらもご覧ください。

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