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《雪国マウント》するより、ケガしない方法を教えあおう

東京で10㎝雪が積もった。電車やバスは遅れ、交通渋滞が起き、事故やケガ人が相次いだ。

案の定、テレビニュースはそれらを大々的に報じて、その報道に対して、SNS上で『雪国マウント』という現象が起こったらしい。


田舎の北国出身のわたしからすれば、東京の街中を転ぶ人たちを映し、ただそれを公共の電波で流すだけのテレビ局の姿勢にも疑問だし、『雪国マウント』をする人たちもどうかと思う。

田舎出身の人が都会の人たちから親切に道や都会のしきたりを教えられた経験もあるのだから、お互い様だと思う。

遅くなってしまったが、まだ関東には雪や氷が溶けずに残っている場所があるかもしれないし、次の大雪のときに参考になれば幸いです。

✔️雪国出身の人は、転ばない?

確かに、雪国出身の人は転びにくい。でも、雪国出身の人が決して転ばないわけではない。

✔️雪国出身の人は、転び方が上手い

雪国出身の人は、転ぶときは尻餅をついたり、片方の足の膝をつくだけなので、骨折や捻挫をしにくい。

✔️雪国出身の人は、上手く転ぶために、荷物はリュックで

手提げや肩掛けバッグは、体の左右のバランスを崩すので転びやすいので、バランスを取りやすいリュックがいい。

また、リュックを背負っていれば、転んだときに両手があいているので、手を地面やまわりの物に掴まれてケガをしにくい。

✔️雪国出身の人は、転んだときのために手袋をする

転んだときに、地面で手をついても、その地面やザクザクの氷や石だったら、手のひらをケガしてしまうかもしれない。

また、手袋をせずに素手のままだったら、転んだときに、地面に手をつくことがためらわれてケガが酷くなることも。

✔️雪国出身の人は、転ぶことを想定して、服のポケットに手を入れたまま歩かない

転んだときに、服のポケットに手を入れたままだと、地面に手をつくタイミングが遅れてしまい、ケガが酷くなることも。

✔️雪国出身の人は、転んだときのために帽子をかぶる

転んで頭を打っても、帽子をかぶっていれば、衝撃が緩和される。

✔️雪国出身の人は、転んだときのために、マフラーをしないことがある

転んだとき、首にマフラーが巻かれていると、首が絞められることがあるため。

✔️雪国出身の人は、夏タイヤの自転車や自動車に絶対乗らない

雪道やアイスリンクと化した道を、雪国出身の人は、絶対、夏タイヤの乗り物にならない。

夏タイヤは自殺行為である。いくら雪国で生まれ育った人たちでも、夏タイヤならスリップや衝突は避けられないでしょう。

✔️雪国出身の人は、雪道や氷道専用の靴を必ず履く

季節の衣替えは、服だけでなく、靴も必ず行う。

冬靴は、溝が深い靴である。

しかし、関東ではなかなか売られていないし、買ったとしてもなかなか履かないので無駄になってしまうかもしれない。

そこで、代用品として、長靴ワークマンの厨房や雨の日も滑らない靴がオススメです。

✔️雪国出身の人は、青信号が点滅している横断歩道を渡らない

青信号が点滅しているときに横断歩道を渡ると、足早になり、転倒の原因になります。

雪道や氷道のときは、青信号になりたてのときに横断歩道を渡るのがいちばん良いです。

✔️雪国出身の人は、横断歩道の白線を踏まない

横断歩道の白線は、ツルツル滑って転びやすいです。

✔️雪国出身の人は、遠回りしてでも、滑らない道を選ぶ

坂道・階段・雪道・氷道はなるべく避けましょう。そのためには、時間に余裕をもって行動しましょう。

どうしても、雪道や氷道を歩かなければならないときは、氷道より雪道の方がまだ転びにくいです。

✔️雪国出身の人は、いつもの普通の道路か、ブラックアイスバーンか見分けがつく

雪も積もっていない、凍っているように見えない道路や舗道なのに、スリップや転ぶことがあります。

これは、道が『ブラックアイスバーン』状態になっている可能性が高いです。油断は大敵です。

✔️雪国出身の人は、雪を溶かすために、お湯や水を撒かない

都会の人は、雪や氷を溶かすために、お湯や水を撒く人がいますが、これは危険です!

氷点下でお湯や水を撒けば、アイスリンクやブラックアイスバーンを作っているような危険な行為です。

氷点下では、お湯はすぐに水になり、水は氷になります。

✔️雪国の人も転ぶ
✔️ケガしない転び方を事前にイメトレ
✔️リュック・手袋・帽子をする
✔️マフラーはしない方がよい
✔️ポケットに手を入れたまま歩かない
✔️夏タイヤなら乗り物は乗らない
✔️溝が深い靴にかえる
✔️横断歩道は点滅や白線に気をつけて
✔️急がば回れ
✔️ブラックアイスバーンに注意
✔️道にお湯や水を撒かない

雪は、危険で迷惑なだけではありません。旅行や帰省をなかなかできないご時世なので、遠出ができない子どもたちには良いプレゼントになったのではないでしょうか。

ちょっとした対策で、雪道や氷道のケガや事故は減らせます。楽しくて素敵な思い出になるように、雪ライフを過ごしましょう。

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