秋の鈍い日差しが皮膚を刺すプレイリスト
1月、2月、3月、4月、5月、6月、7月、8月、8月の終わり、10月、11月、12月、、、そして今回ラスト9月!完成した!1年通して!サブスクありきで作ってるプレイリストなので後々追加されたバンドとかを入れれなくてムムムとなる部分もあるがそれはそれ。24曲で、AM1:00~0:00までを表現した12か月分のプレイリスト、達成感~。今度は何をテーマにして作っていこうかな
1.King Gnu「It’s a small world」[AM1:00]
まだまだ暑い夜が続くし、<夏の終わりの熱帯夜>も9月の扱いとしたよ。スタジアムバンドだけど、こういうそっと小躍りできる曲も可愛くて好き。
2.フレンズ「HEARTS GIRL」[AM2:00]
誰しもがちょっとレトロだ、と思うツボをしっかりついてくるトレンディなJ-POP。作詞を外注してるとこも"ぽさ"ある。ストリングスが涼しげに響く。
3.RADWIMPS「セプテンバーさん」[AM3:00]
夏と秋のちょうど真ん中みたいなサウンドで、どこまでも行ってしまいそうな美メロの応酬によって感傷にひたひたになる曲。普遍的な郷愁感がある。
4.Maison book girl「bath room_」[AM4:00]
不穏なクラップがそのままビートになり、不思議な心地に身を委ねられる。2020年の再録版では美しいハーモニーを披露、また違う揺らめきがある。
5.折坂悠太「みーちゃん」[AM5:00]
過去と現実が入り乱れるような、懐かしくもどこか不気味なノスタルジー、彼の歌はいつも時間軸をすっ飛ばす。花火の終わり、夢の続きに似てる。
6.米津玄師「灰色と青(+菅田将暉)」[AM6:00]
米津の夏にまつわる歌が青々とした世界を描いているならば、夏の終わりはある種の旅立ち、別れが伝う。盟友・菅田将暉と描き出す朝焼けの熱唱。
7.Mr.Children「僕らの音」[AM7:00]
2006年に一瞬だけカップヌードルのCMになったけど「and I love you」にすぐ戻された曲。でもやたら耳に残ったどんどん下っていくメロディのとこ。
8.SHISHAMO「行きたくない」[AM8:00]
今や年代問わずの人気バンドだけど初期はほのぼのティーンあるあるみたいな曲をいっぱい歌ってた印象で。気まぐれな不登校にそっと寄り添う1曲。
9.ELLEGARDEN「No.13」[AM9:00]
夏が終わる寂しさ、秋に向かう切なさをメロディアスパンクで表現する1曲。何気ない日にもドラマがある。エルレの曲には繊細さが強く宿っている。
10.Negicco「ねぇバーディア」[AM10:00]
<あの9月の出来事>って、バーディアとサビで歌う某曲オマージュのサウンドから引き出されたリリックだろうけど、自然と秋風が薫ってくるんだよ
11.クラムボン「残暑」[AM11:00]
もうほとんど9月って夏なんじゃないかって思いが毎年強まっている。あのだらっと伝う汗を少しばかりの風が冷ましてく、あの感じ。この曲ってソレ。
12.Base Ball Bear「セプテンバー・ステップス」[12:00]
ベボベが明確に秋を謳う、というのはそれだけであれ程まで描いてきた夏の先を描くってことなのでとても意義深い。駆け足早い季節を追うグルーヴ。
13.DADARAY「9月に落ちるひとしずく」[PM1:00]
テクニカルなグルーヴで圧倒する川谷絵音もいいけど、軽妙で切なく小技を仕掛けてゆく楽曲もいい。抽象度の高い歌詞に忍ばせるさっぱりした恋慕。
14.Gotch「Sequel to the story/話の続き」[PM2:00]
オーガニックさに傾倒したソロ1stより、フォーキーな1曲。穏やかなアコギの中、ねじ切れそうな心のようにエレキギターがスパイスを効かせている。
15.サカナクション「セプテンバー」[PM3:00]
叙情性を全面に押し出した札幌versionをこのプレイリストには入れたい。別れと旅立ちの匂いが湿った土から薫ってくる。ブルージーな決意の歌。
16.ストレイテナー 「Sunny Suicide」[PM4:00]
危なっかしさと穏やかさが同居し、微睡んでる内にここではないどこかへ飛ばされてしまったかのような。アコギのストロークが魔法的な心地よさ。
17.メレンゲ「ボタン」[PM5:00]
ピアノとストリングスのみという思い切った編曲で紡ぐバラード。クボケンジのどこかあどけない歌声と、高貴な弦楽アレンジが良く馴染む静謐な1曲。
18.Age Factory「autumn beach」[PM6:00]
流麗な楽曲も抜群な彼ら、フツフツと沸き起こる熱情と夏の終わりのあっけなさが同居したような。対極的な男女混声によるツインボーカルも完璧。
19.lovefilm「Don’t cry」[PM7:00]
メロウな楽曲が印象的だったけど、石毛輝らしい跳ねたテンションの曲もいい。とはいえ、途中の江夏詩織のシャウトは色々考えてしまいますけれど
20.藤井風「キリがないから」[PM8:00]
リズムに的確な言葉をはめてくシンガーだから<14の秋>ってワードも押韻的なチョイスかな、と思うんだけども曲の物悲しいムードに実にぴったり。
21.ハルカトミユキ「September」[PM9:00]
ローファイな質感のギターサウンドがうす寒くなってきた季節によく合う。<あの日僕が欲しかったのは>と言い切らずに歌い終わるのも趣深い。
22.アカシック「鶺鴒」[PM10:00]
段々と夜が長くなっていくと物思いに耽けることも増え、思いもよらぬ方へ向かう思考をなんとか鎮めたりしながら、少しばかり恥ずかしくなったり。
23.銀杏BOYZ「夜王子と月の姫」[PM11:00]
先日のオンラインライブでも、こんなに優しい音楽があるのかという思いになった。もう会えない人にだってきっと飛んで行ける、音楽は波なのだ。
24.スカート「オータムリーヴス」[0:00]
秋冬のスカートを自認する通り、どの曲にもそういったセンチメンタルはあるのだけど代表的な1曲を。中盤、ホーンが風のように鳴ってさ、泣くのよ
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