子供がSOSを出せなかったのは、親の私のせいだった。
何か困ったことが起きたとき、
私たちは自然と相談する相手を
選んでいますよね。
車とかパソコン関係のトラブルなら旦那さん。
子どもが急に熱を出した！なら
実のお母さんとか。
こんにちは！
【子供の能力を高める】子育て研究者kotoです！
日常のちょっとした「困った」も、
信頼できる人に相談することで
すぐに解決したり
話すだけでちょっと楽になったり。
人に相談できるって、
けっこう大事なことだな〜と思います。
でも、意外と相談できなくて
悩んでる人も多いのが現実だったり。
実は、簡単そうで苦手な人も多い
「相談する」という行為。
自分の中の「人に対する信頼感」が
ネックになっていたりするのです。
▶息子が「助けて」と言えなかったのは、私のせいだった。
以前、人に助けを求めることについて
こんな記事を書いたのですが↓↓↓
4歳の息子は困ったことがあったときに
素直に「助けて」と言えず、
パニックになることがよくありました。
ささいなことでも
うまくいかないとキレていたので
息子も周りもひどい思いをするハメに(´×ω×`)
できるなら、パニックになる前に
言葉で教えてほしいと思っていたのです。
でも、息子にとって素直に
「助けて」と言えないこの状況、
実は母である私自身がつくりだしていたのです。
▶息子に信頼されていなかった私。
なぜ息子が「助けて」と言えなかったか。
それは、
私が息子に信頼されていなかったからでした。
私の中で
「それくらい、もう4歳なんだからできるでしょ」
「なんとかして自分でやらせたい」
という思いが強く、
息子が「手伝って」とか「やって」
と言ってきたときに
気持ちよく助けてあげようとしませんでした。
もちろん
体の発達的にできないことではないんですけど、
「自分でやらせる」
ことばかりに気を取られ
息子の気持ちが
「できる状態なのか」ということは
全然考えてもいなかったのです。
…息子の心が出したSOSを
ないがしろにし続けていたんですね。
本来は1番助けてほしい相手であるはずの
私に助けてもらえない。
そんなことが繰り返された結果、
息子は「助けて」と言えなくなりました。
そしてうまく対応できない出来事が
起こったときに、
パニックを起こすしかなくなっていたのでした。
私に対して
「助けてくれる」
という信頼感を
失ってしまっていたのだと思います。
▶「助けて」の裏にある気持ちを読む
そのことに気がついてから、
息子の頼みを
気持ちよく受け入れるようにしてみました。
「これくらいできるのに…」
という気持ちは一旦封印。
例え、
「ズボン履かせて」みたいな
小さな子みたいなお願いでも、
「いいよ〜」とまずは受け入れることに。
そんなお願いをしてくるときは
たいてい他にイヤなことがあったときか
何かしたいことを我慢して
やらなきゃいけないことを
しようとしているとき。
決してズボンが履けないわけではないけど、
ちょっとママと関わって
自分の気持ちを落ち着かせたい。
そんなことが多いです。
なので、こちらの目的も
ズボンを履かせることではなく
息子の気持ちを立て直す手助けをすること。
あれ？！変なとこに足が入っちゃった〜！
なんて、ちょっとふざけてみたり
こちょこちょ攻撃をしてみたり。
そんなことをしているうちに
息子の気持ちも元に戻り
その後はグズらずに行動できることが
増えていきました。
結局、息子が必要としていたのは
「心の助け」
それを受け入れるようになってから、
息子の私への信頼感が
ぐっと増えたように感じています。
「助けて」と言ったときに
ちゃんと助けてくれる人がいるという安心感が
息子のパニックを減らしていった
のだと思います。
もちろん、なんでもかんでも
助けてあげるわけではなく
うまくやれそうなアドバイスをするとか
気持ちを受け止めたあとに見守るだけ。
とか、いろんな方法を試してみています。
以前は息子のSOSの気持ちを受け止めることなく
突き放していたのですが、
まずは気持ちを受け止めるようにすると
1人でも頑張れることが増えてきました。
▶まとめ
ついつい子供に期待して
「これくらいできるでしょ〜！」と
言ってしまいがちなのですが
子供が、なぜその助けを言ってきたのか？
を考えると
本当に子供が求めている関わりに
気付くことができました。
息子のSOSを拒否し続けたままだと
学校や社会に出ても
他の人に助けを求められず、
1人で苦しむように
なっていたかもしれません。
恐ろしや(>_<)！！
相変わらず
子供の前進…というより
私の前進のような毎日ですが、
子供たちの健やかな成長を願って
今日も一緒に頑張りましょう(^^)/
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