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厳選エッセイ・ジャンルを問わない力作たち

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エッセイ形式で書いたnoteから、とくに力を入れたものと好評だったものをセレクトしました。
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#自信がない

「ダメ人間」にずっと救われてきた。彼らは、働かずに好き勝手していることで一つの重要な役割を全うしている。そんなダメ人間の良さを徹底考察する。

「ダメ人間」にずっと救われてきた。彼らは、働かずに好き勝手していることで一つの重要な役割を全うしている。そんなダメ人間の良さを徹底考察する。

この前の投稿では、前向きな人とかやさしい人を肯定するようなニュアンスで書いたし、それは実際そうだと思ってる。

でも、ダメ人間(言い方悪いけど他に思い浮かばなかった)も好きだし、とても救われてきたなと書いた後に思いました。ならこちらにも触れないわけにはいかない。

// この前の投稿 → noteに真剣に取り組むということは、青春だ。

諦めと不満が場を支配している、匿名掲示板や配信サイトをどうし

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自分が通った高校を再び訪れて感じた、複雑な気持ちと過去

自分が通った高校を再び訪れて感じた、複雑な気持ちと過去

久々に母校を訪れた。見覚えのある制服を着た高校生たちの楽しげな声が聴こえた。

……ちくり、と胸が痛んだ。

その辺りはなかなか景観の良い場所で、しかも土の地面があるのでジョギングに向いている。近所の人たちがよく走っているようなところだ。観光客はめったに来ないので、程よい静けさがある。

(少し話が逸れるけど、フラットで同じ景色が続いているように見えるところにも、道を一本逸れるだけで意外と違う景色

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人の名前を呼ぶのが苦手だった。そういう人いません? ……あと一人称についての戸惑い。

人の名前を呼ぶのが苦手だった。そういう人いません? ……あと一人称についての戸惑い。

大学生くらいの頃まで、人の名前を呼ぶことに抵抗感があった。人の呼び方には、距離感が表れているから。

「○○さん」「○○くん」「○○!」(名字や下の名前)
「(ニックネーム)」「(ふざけた感じでごまかした呼び方)」
「(他の人と同じ呼び方?それでもどこか不自然さがある)」

最近はそれほどでもない。自信がなかったのかな。

これは興味があるテーマだけど、はっきりとした理由がよくわからない。

その

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