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パパパッとパパロッチも好きなペスト・ソースはバジル好きにはたまらない

春から夏に向けて、一面に濃い緑でイタリアとアフリカの大地を埋め尽くすバジル。ふんわりとしたふくよかな香り、ハーブの王様として世界中で愛されている。イタリアではバジリコ、アメリカではベイジル。

上質のオリーブオイルとバジルのソースは夏のグルメの定番。これでおいしいチーズとワインがあればこの世はもう天国だ。

ここではそのソースの作り方を紹介したい。


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作り方は簡単。次の全てをフード・プロセッサーに入れて裁断と混ぜ合わせをするだけ。

3 カップの バジルの葉
1/3 カップのパルメザンチーズ(すり下ろしたもの)
2 スプーンの細かく刻んだニンニン 
1 スプーンのレモンの皮のすり下ろしたもの
1/4 カップの松の実(なければカシューナッツで代用)
2  スプーンのレモン・ジュース
1/2 カップの良質のオリーブオイル
好みにより、すり下ろした胡椒


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上記の画像くらいの固さになるよう、オリーブ・オイルの量を調節する。


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出来上がったソースは茹であげたパスタにドライ・トマト、カラマタ・オリーブ、パセリを混ぜあえて、粉チーズをふれば、香高いペスト・パスタの出来上がり。


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ホームピザにも最適のソース。アンチョビや、マッシュルームとも相性がいい。

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シンプルにトマトサラダのソースに。バルサミック・ヴィネガーとすごくよく合って、ワインがすすむ。

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パン・ローストしたチキンの胸肉のソースとして。パプリカをちょっとソテーして散りばめると、見た目も豪華。お友達を招いてのパーティにもぴったり。

見た目の美しさと味だけでなく、バジルのソースは栄養も満点。

βカロテン

バジルにはニンジンなどともに、野菜の中ではトップクラスの栄養素βカロテンを含んでいる。βカロテンは緑黄色野菜に多く含まれる栄養成分だが、食品100g当りの栄養素βカロテン量はニンジンが8600μgで、バジルは6300μg。ちなみにリーフレタス2300μg。

カルシウム

バジルは、カルシウムの栄養価でもトップクラス。100グラムのニンジンのカルシウムが29mgで、ニラは48mg、リーフレタスの場合は58mgであるのに比べて、バジルは290mg。なんと同じ重さのにんじんの10倍のカルシウムが含まれている。

カリウム

バジルが含む栄養成分のカリウム量は、100g当りで420mg。ニンジンは260mgで、ニラが400mgなので、これらよりも高い数字。カリウムが不足すると脱力感や筋力の低下、骨格筋の麻痺などの原因になるので意識して摂取することが大切。

その他抗酸化作用を持つβカロチン、ダイエット効果が高いシネオール、殺菌作用を持つオイゲノールも豊富と、まさに黄金のハーブ。

バジルソースは作り置きもできるし、冷凍もできるので、多めに作っておいて使い回すことをおすすめする。忙しい朝のバジル・トーストにもぴったり。


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