幸せの正体は〝感情〟

実は幸せの正体は〝感情〟です。
嬉しい、好き、楽しい、ワクワク、愛しいはみんな感情です。

美味しいものを食べたときの「幸せ〜」も、
彼氏からプロポーズされたときの「幸せ〜」も、全ては嬉しい気持ちや満足感などの感情が湧いてくるから「幸せ」と定義付けられます。

ここで大事なのが、
超高級料理が食べれるから幸せとか、結婚できるから幸せとか、「〜があるから幸せ」という物理的な満足が幸せとは限らないということです。

確かに、感情は何も無いところから湧いてはきません。
無の状態から突然大笑いしたり、はたまた無からいきなり泣きだしたりすることはないですよね。（思い出し笑いは別として）

何かの縁にふれて、感情は湧いてきます。
逆に言えば、縁にふれないと感情は出てこないとも言えます。
だから、幸せをイメージしやすいお金や結婚という物理的なモノや出来事にふれて、幸せに感じる感情がでてくるということです。

「じゃあやっぱり物理的に満たされることが1番幸せじゃないの？」と思うかもしれませんが、感情に注目しないで物理的満足に注目してしまうと、心は満たされないということです。


実はアメリカの研究で、年収800万を超えると幸福度は上がらなくなるとの研究結果があります。

800万以降は一千万だろうが一億だろうが幸福度は変わらないです。

なぜそうなるかというと、物理的満足にはゴールがないため、ある程度得ることができると、もっと欲しいとの不足感や、逆になくなってしまうことへの恐怖感が強くなってしまいます。

私の以前の上司は年収一千万以上ありましたが、「その分税金で取られるからお金ないよ」とボヤいていました。
それでも、明らかに手元に残るお金は私以上にあるでしょっ！と心の中で突っ込んでました（笑）

ただ、その上司は時計はロレックスに車はポルシェなので、物理的満足の水準が上がってしまっています。
私みたいな庶民には、ロレックス1個でも感動しますが、上司はロレックス1個では当たり前に持ってるので感動しません。

心の満足、感情を無視して物理的満足を追い求めてしまうと、やがて不足感や欠乏感に苛まれてしまいます。

ただ、感情って出来事や物事が起こった後に湧き起こるため、多くの人は感情を先に考えないんですよね。

〝感情が幸せを決める〟とわかると、普段から自分の感情に注目できるので、幸せ感情に自分でチューニングしやすくなります。
幸せを見つけやすくなります。
そうすると、幸せと感じるハードルが下がるんです。
ロレックスどころか、G-SHOCKで大感動みたいな（笑）

心の満足は、その人の住む世界を華やかに彩りを与えてくれるので、やがて物理的にも満たされてきます。

幸せ感情のチューニングの仕方はまた別の記事で✨

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