里井

読書会の記録です。たぶん。

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記事一覧

2024.6.15おはなしポスト覚書

絵本紹介。 『がっこうにまにあわない』ザ・キャビンカンパニー 最近話題の二人組アーティストによる ユニークでシュールな絵本。まさかのオチでしたが、よく見るとページ…

里井
8日前
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2024.6.9リソグラフ体験会覚書

秋田市文化創造館で定期開催しているリソグラフ体験会。本来の目的はリソグラフという印刷機の活用を促すことですが、今回のテーマが「おすすめ本〜小説編」だったので、こ…

里井
2週間前
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2024.6.1小さなつどい「写真をよむ」覚書

2024.6.1 写真の日。喫茶交点にて「小さなつどい 写真集の読書会」に参加。 一冊もかぶることなく、写真家の本もあればファッション、風景、日常、アマチュアのZINEまで…

里井
3週間前
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2024.5.18おはなしとどけ!覚書

今日は毎月第3土曜日の読み聞かせ「おはなしとどけ!」活動日でしたが、小学校運動会日だそうで参加者0。集まったメンバーで、「これ読んでなかったな」という本をセレクト…

里井
1か月前
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2024.5.6出戸浜の本やさん

今日は本屋さんの話。 秋田の出戸浜海水浴場に無人古本屋がある。 出戸浜の本やさん。 ロケーションが素晴らしく映画のセットのよう。こじんまりしていて、店内の本はくま…

里井
1か月前
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2024.5.5本庫読書会覚書

課題本 小川未明『のばら』。 同じ物語を読んでも感想は実に多種多様で、それが小川未明の魅力なのだなあ、と感じる読書会だった。それほど参加者が持った感想がバラバラ…

里井
1か月前
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2024.4.20おはなしポスト覚書

おはなしポスト絵本紹介の回。テーマは「はじまり、スタート、新学期に読みたい絵本」 「しんすけくん」谷川俊太郎 詩/大久保千広 写真 サンリード 昭和40年代の日本の写…

里井
2か月前
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2024.3.30小さなつどい「本にふれる」覚書

喫茶店交点さん主催 装丁(ブックデザイン)がお気に入りの本を持ち寄る読書会。 これは実物を見て触れてこそその魅力が伝わるもので、参加して本当によかったと思う。 紙質…

里井
2か月前

2024.3.30小さなつどい「本にふれる」紹介本

里井
2か月前

2024.3.16絶望読書会覚書

雨晴文庫さん主催。「命綱になった本」を持ち寄る読書会。対話内容は他言無用ですが、紹介された本を掲載する許可をいただいたので記録。 『現象学入門』竹田青嗣 『放浪…

里井
2か月前
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2024.3.16 絶望読書会紹介本

里井
2か月前
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2024.3.23読書会あなたと推し本覚書

せっかくnote登録したので、自分企画じゃない読書会の記録も書いておこう。 「あなたと推し本」という読書会。もう何度か参加している。ゆるいお題があり、自分の推し本を…

里井
2か月前
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2024.3.23あなたと推し本紹介本

里井
2か月前
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2024.3.9短歌の本読書会 紹介本

里井
3か月前
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2024.3.9短歌の本の読書会覚書

2024.3.9短歌の本の読書会 10:30〜11:30 秋田市文化創造館2階にて 参加者9名 紹介本とメモ 『サラダ記念日』俵万智 1987年から現在に至るまで短歌集のベストセラーであり…

里井
3か月前
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2024.6.15おはなしポスト覚書

2024.6.15おはなしポスト覚書

絵本紹介。
『がっこうにまにあわない』ザ・キャビンカンパニー
最近話題の二人組アーティストによる ユニークでシュールな絵本。まさかのオチでしたが、よく見るとページのあちこちに匂わせが。絵柄のインパクトが絶大。

『わすれていいから』大森裕子
大人(親)のための絵本かな。猫だからいいけど、これが母親だったらマズいよね、という感想も。

『あんなに あんなに』ヨシタケシンスケ
これも親のための絵本かな

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2024.6.9リソグラフ体験会覚書

2024.6.9リソグラフ体験会覚書

秋田市文化創造館で定期開催しているリソグラフ体験会。本来の目的はリソグラフという印刷機の活用を促すことですが、今回のテーマが「おすすめ本〜小説編」だったので、これは実質推し本読書会、ということで参加。もちろんメインはリソグラフによるZINE製作なので、基本的に参加者は黙々とページを作成してましたが、出来上がり後持参本の紹介をし合ったので、私の目的も果たせました。

紹介された本
『4時のオヤツ』杉

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2024.6.1小さなつどい「写真をよむ」覚書

2024.6.1小さなつどい「写真をよむ」覚書

2024.6.1 写真の日。喫茶交点にて「小さなつどい 写真集の読書会」に参加。
一冊もかぶることなく、写真家の本もあればファッション、風景、日常、アマチュアのZINEまで、様々な写真集との新たな出会いとなりました。

写真というのは、写っているものだけではなく、時間だったり、空気だったり、気配だったり、そこに無いものも見えてくるものなんだなぁと改めて思います。

被写体の物語が見えてくるのだけど

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2024.5.18おはなしとどけ!覚書

2024.5.18おはなしとどけ!覚書

今日は毎月第3土曜日の読み聞かせ「おはなしとどけ!」活動日でしたが、小学校運動会日だそうで参加者0。集まったメンバーで、「これ読んでなかったな」という本をセレクトして読み合いました。

昆虫図鑑を読み聞かせに使う方法を披露された方がいて、これは!面白い!と新たな発見。
会場の利用者の年齢が小さく、赤ちゃん絵本が多く選ばれますが、繰り返しのリズムのよさ、擬音の豊かさ、絵から受け取るものの多様さ(匂い

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2024.5.6出戸浜の本やさん

2024.5.6出戸浜の本やさん

今日は本屋さんの話。
秋田の出戸浜海水浴場に無人古本屋がある。
出戸浜の本やさん。
ロケーションが素晴らしく映画のセットのよう。こじんまりしていて、店内の本はくまなく見ることができる。ちょうどよい加減。
選書が、変わっている。いわゆるベストセラーものは微妙に外している。文学、芸術、哲学、実用書、絵本、写真集、専門書…ジャンルは多岐に渡っているのに、確実に誰かの目線で選ばれている感。
波の音だけを聞

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2024.5.5本庫読書会覚書

2024.5.5本庫読書会覚書

課題本 小川未明『のばら』。
同じ物語を読んでも感想は実に多種多様で、それが小川未明の魅力なのだなあ、と感じる読書会だった。それほど参加者が持った感想がバラバラだった。
私はとても好きな物語で、詩的な表現ながらストレートに反戦(非戦)と解釈していたので、様々な深読みがあることに驚き、感心しきり。
本庫の読書会はいつもそうですね。「そういう解釈もあるのか!」(バラバラと目から鱗が落ちる音)という体験

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2024.4.20おはなしポスト覚書

おはなしポスト絵本紹介の回。テーマは「はじまり、スタート、新学期に読みたい絵本」

「しんすけくん」谷川俊太郎 詩/大久保千広 写真 サンリード
昭和40年代の日本の写真がすでに歴史資料。

「あひるのたまご」さとうわきこ 福音館書店

「おこる」中川ひろたか 作 /長谷川義 史 絵 金の星社
怒りの感情について、認め受け入れコントロールしていく過程を描く。哲学では、との感想も。

「うごきません

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2024.3.30小さなつどい「本にふれる」覚書

喫茶店交点さん主催 装丁(ブックデザイン)がお気に入りの本を持ち寄る読書会。
これは実物を見て触れてこそその魅力が伝わるもので、参加して本当によかったと思う。
紙質、製本、カバー、帯、栞紐、大きさ、色、手触り………実に豊かでロマン溢れる本の世界で、紙の本でなければ味わうことのできない体験だった。
本は写真を参照されたし。

2024.3.16絶望読書会覚書

雨晴文庫さん主催。「命綱になった本」を持ち寄る読書会。対話内容は他言無用ですが、紹介された本を掲載する許可をいただいたので記録。

『現象学入門』竹田青嗣
『放浪記』林芙美子
『AV女優』永沢光雄
『声をなくして』永沢光雄
『ペスト』カミユ
『今夜、すべてのバーで』中島らも
『永遠も半ばを過ぎて』中島らも
『まぶた』小川洋子
『そこに工場があるかぎり』小川洋子
『心的外傷と回復』ジュディスLハーマ

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2024.3.23読書会あなたと推し本覚書

せっかくnote登録したので、自分企画じゃない読書会の記録も書いておこう。

「あなたと推し本」という読書会。もう何度か参加している。ゆるいお題があり、自分の推し本を持参してプレゼンする形式。
自分の推しを話すので、作品に対する愛がある。その人自身も垣間見え、さらに作品の魅力に加算される、あなた「の」ではなく、あなた「と」推し本。すてきな読書会である。

今回のゆるいお題は「普段読まない人におすす

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2024.3.9短歌の本の読書会覚書

2024.3.9短歌の本の読書会
10:30〜11:30 秋田市文化創造館2階にて
参加者9名
紹介本とメモ

『サラダ記念日』俵万智
1987年から現在に至るまで短歌集のベストセラーであり続ける唯一無二の金字塔。1987年版と最新版が持ち込まれ、改めて売れ続ける本であることを実感。今短歌を読む人はもれなく通る道。

『わたくしたちの短歌記念日』俵万智
俵万智編集の一般読者投稿短歌集。普通の暮らし

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