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2024.6.1小さなつどい「写真をよむ」覚書

2024.6.1 写真の日。喫茶交点にて「小さなつどい 写真集の読書会」に参加。
一冊もかぶることなく、写真家の本もあればファッション、風景、日常、アマチュアのZINEまで、様々な写真集との新たな出会いとなりました。

写真というのは、写っているものだけではなく、時間だったり、空気だったり、気配だったり、そこに無いものも見えてくるものなんだなぁと改めて思います。

被写体の物語が見えてくるのだけど、同時に写真家の思想も見えてくるような。どの写真も、その人でなければ撮れないものだと感じる静かな力を感じます。

共通点があったとすれば、ただ美しい、ただハッピー、というわけではない写真で、「ざらつき」と表現された方がいらしたけれど、不穏だったり、突き抜けたものだったり、静かな強さだったり、心を揺さぶる写真ばかりでした。

今回は推し本プレゼンではなく、各自持ち寄った本を直感で参加者が一冊選び、20分じっくり眺めたあと感想をシェアして、持ってきた人から推しポイントを補足してもらう、という形式でした。
初めて見ての感想と、手元で愛でての感想を聞くわけですが、推しポイントが一緒だったり、対話から発見がそれぞれあったり、ただ見る、プレゼンするだけより一歩踏み込んだ感想が生まれる瞬間があって、面白い読書会になりました。
読む(見る)時間がある読書会もよいものですね。

刺激的な時間をありがとうございます。参加者の皆様と会場の交点さんに心からの感謝を。

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