マガジンのカバー画像

ワークショップ

6
運営しているクリエイター

記事一覧

これからの場づくり。

これからの場づくり。

こんばんは。佐藤です。

先日のイベント運営の経験から、今後オーソドックスになってくるであろう、ワークショップのスタイルのことをちょっとまとめたいと思います。

コロナの影響によって、様々なところで「オンライン」というスタイルが浸透しました。オンライン授業に始まり、オンライン会議などなど、Zoomなどのウェブ会議システムがインフラになりつつあると感じます。

もちろん、このこと自体に賛否両論あるの

もっとみる
「ダメ出し」は、全員で。

「ダメ出し」は、全員で。

こんばんは。佐藤です。

最近イベント運営に携わることがあったので、イベントや企画に関する話が多めになっております。今日の話はあるイベントの企画立案を行う会議の際に、1人の学生が提案してくれたとても大事な仕掛けの話です。ぜひいろんな人にも知ってもらいたいと思い、まとめてみたいと思います。

企画を作る時って面白いアイディアが出たり、話し合っている内容がスムーズに収束していくと、その流れに乗って、ど

もっとみる
イントロダクションで大事なこと。

イントロダクションで大事なこと。

こんにちは。佐藤です。

今日は授業などでワークなどを学生たちにやってもらう際に気をつけていることをまとめてみたいと思います。これはある種のワークショップでも大事な視点かなと感じています。

そもそもこういう考えが必要だなと気づいたのは、あるキャリア系のワークショップを高校で実施していた時のこと。そのワークショップではいくつかのワークを連続して行っていくのですが、これを意識するのとしないのでは、ワ

もっとみる
場にゆだねるということ。(マインド編)

場にゆだねるということ。(マインド編)

こんにちは、佐藤です。

今日は前回、PBL覚書として書いた「委ねる」ことの続きを少しまとめたいと思います。前回はテクニックというか考え方みたいなことを書きました。今日はどちらかというと頭よりも心の在り方に注目します。未読という方はぜひ1つ前の記事から読んでいただけると僕の言いたいことがより伝わるかと思います。

「委ねる」ことは場を「ホールド」しつつ、「放牧」するイメージということを前回は書きま

もっとみる
ファシリテーターにカリスマ性はいらない。

ファシリテーターにカリスマ性はいらない。

先日、パラパラと眺めていたTwitterのTLで気になる記事があったんですよね。ファシリテーション系の記事なんですが、ワークショップの際に参加者がワークに夢中になってしまってファシリテーターのことを見てくれない!ファシリテーターに注目を集める、そんな時にはこの方法的なTips記事。

あーまた来たかって感じだし、同じように感じる人も多々いるとは感じつつ。良くないなぁと思ったのは、そんな記事が結構バ

もっとみる
対話の素地はいつ身につける?

対話の素地はいつ身につける?

話をする時、話しやすい人、話しづらい人っていますよね?

もちろん個人個人の特性(タイプと言ってもいいですね)によって、これらは要因に上がるのですが、そういう生理的な感じじゃなく、今日は対話に対する”スタンス”がこの話しやすい人話しづらい人に影響しているんじゃなかろうか、というお話です。

話しやすい人の特徴として、話し手のことを見てくれる、適度な相槌をくれる、話を最後まで聞いてくれる、頭ごなしに

もっとみる