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部下の立場に注意を払うことができれば、部下に信頼されるリーダーになれる

人は感情的になると相手の立場や状況を考えずに行動をとってしまいます。

これはリーダーとして現場を率いていく立場の人は特に注意が必要です。

前回、前々回と「リーダーは批判を受けることを覚悟しよう」というテーマで書いてきました。

その中で批判を受けたときに行う7つのSTEPを紹介しました。

①必ず批判が出ることを覚悟する
②感情的に反応しない
③相手の立場、状況を考える
④相手と自分の信念体系(belief system)の違いに気づく
⑤相手のプライドに配慮する
⑥相手と共感できるポイントを見つける
⑦共感ポイントを使って感情に訴えかける

今回は③の「相手の立場、状況を考える」になります。

リーダーになると、当然部下が出来ます。

しかし、部下が上司に対して批判や不満を口にするということは、必ず何かしら理由があるからそう言っているわけです。

もしかしたらあなた(リーダー)とそりが合わず、嫌がらせをしたいという意図を持っているかもしれません。

とは言え、単にそれだけで批判してくることはなく、何かしら意見を言うだけの根拠は持っているはずです。

そしてこの根拠となるのが、その部下の置かれている立場や状況から発生していることが殆どだということなのです。

例えば、

・クライアントから急な仕事の依頼を頼まれ時間に余裕がなくなった
・他部署から書類の提出しなおしを頼まれて忙しい
・さらに下の部下がリーダーの方針についていけなくて悩んでいる(相談を受けている)
・プライベートで揉めている

など、部下には部下の立場や状況が存在しています。
ところが、部下から批判や不満を聞いてしまうと、つい感情的になってしまいカッとなって、部下の立場や状況について想像することができなくなってしまうのです。

そして、その状態のまま反応をしてしまうと、

・あいつらは何も分かってない
・不満を言うくらいならもっとやることがあるだろう
・つべこべ言わずに言われたことをしろ

と上から押さえつけるような思考をしてしまうのです。

これは最も部下の信頼を失う上司の態度です。

そのため、必ず「今の部下の立場や状況を確認する」ようにしましょう。

実際に話しを聞いてみれば「部下がそのように発言するのも無理はないよね」という状況が見えてくるものです。

感情をコントロールし、部下の状況に意識を向けられるようになれば、きっとあなたの態度も部下にとって好ましい状態に変わり、部下の信頼を損なわずにチームを率いていくことができるでしょう。


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