感情的にならずに、器の大きなリーダーになる方法
あなたは自分の感情をコントロールすることは得意ですか?
前回の記事で「リーダーは批判を受けることを覚悟しよう」と書きました。
その中で批判を受けたときに行う7つのSTEPを紹介しました。
①必ず批判が出ることを覚悟する
②感情的に反応しない
③相手の立場、状況を考える
④相手と自分の信念体型(belief system)の違いに気づく
⑤相手のプライドに配慮する
⑥相手と共感できるポイントを見つける
⑦共感ポイントを使って感情に訴えかける
今回は2つ目の「感情的に反応しない」についてご説明します。
私は正直言って感情をコントロールすることが苦手でした。
上司や部下から理不尽な批判を受けたり、クライアントからのクレーム、また普段車を運転しているときにも、横から乱暴に割り込まれたり、自転車が突然飛び出してきたりすると「何だよ、危ないな」と呟き、イライラしていました。
しかし、自分でいうのも恥ずかしですが、本来の私はそんな人間ではないはずです。どちらかと言えば平和主義な人格だと思っています。
それでも自分が理不尽に責められたり、危険な状況の時に「何だよ」と怒りの気持ちが湧いてしまいました。
そして、イライラした自分に気づくといつも「あ~、またイライラしてしまった。嫌なのに...」と後悔していたのです。
そんな時に私は、コーチングを学び始めて、自分のこのイライラする性格を直すことを決意しました。
そして私は「何だよ」「危ないなあ」という口癖(セルフトーク)があることに気が付いたのです。
この口癖(セルフトーク)は非常に厄介で、その言葉を発したり、頭の中で考えてしまっただけで、セルフイメージも同時に想起してしまっているのです。
つまり「小さなことにもすぐにイライラする自分」という自己像をイメージしてしまっていたのです。
ちょっと考えてみても、このセルフイメージはかなり器の小さな人間って感じがしますよね?
実際セルフイメージは自分の成果にも直結する動きを見せます。
人間はセルフイメージ通りに行動し、セルフイメージ通りの成果しか出すことができないのです。
私はこれを知ったときにゾッとしました。
こんな器の小さな状態では絶対に自分が手にしたいゴールや目標は手に入らないと思ったのです。
そこで私はこのセルフイメージを変えるために、セルフトークを変える決断をしました。
私がイライラするのは、予想もしてなかった批判や危険が身に降りかかってきたときにイラっとすることが多いと気が付きました。
つまり、
「想定外の批判やリスク=イライラ」
となっていたのです。
そこで、
「全て想定内=落ち着いている、どっしりしている器の大きな人間」
というセルフイメージになると思いました。
そこで私は自分の口癖(セルフトーク)を「想定内」とすることに決めました。
何か突然起こったとしても「想定内、想定内」と呟くようにしたのです。
これはセルフトークの置き換えという技術になります。
今では咄嗟のことが起こっても自然と「想定内」という言葉が出てくるようになりました。
とは言え、まだたまに「何だよ」とイラっとすることがあるのですが、その時には「いや、これは自分らしくない態度だな」と改めるようにしました。
この結果、私は感情的に反応するということをかなり軽減することができるようになりました。
他にも感情を抑える方法として効果があるのは
深呼吸する
刺激と反応の間に隙間を作る
理想的な結果を想像し、自分の態度を選択する
という方法があります。
感情的に反応してしまうことにメリットは何もありません。
自分の感情をコントロールすることができればできるほど、あなたはリーダーとして信頼と結果を出すことが可能になるでしょう。
ぜひ試してみてください。
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