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決裁権のない人を責めてはいけない

・役所は仕事が遅い
・何でこんな人事制度にしたんだ
・何でこの商品がこんな値段するんだ

普段私たちが生活していると、自分が想像していたことと違ったことが起こります。

そのたびに、例えば区役所の人に文句を言ったり、会社の上司に文句を言ったり、店員さんに文句を言ったりする人がいます。

しかし、その人に文句を言ったところで、決裁権が無ければ変えようがありません。

しかし、不満をぶつけている人は、あたかも目の前の相手が「悪いことをしている人」かのように怒りをぶつけています。

言われている人も「そんなことを自分に言われても、そういう決まりなんだから仕方ないじゃないか」と考えているはずです。

このやり取りは双方にとって何のメリットもないやり取りになります。

クレームを言っている人も、相手に決裁権が無ければいくら文句を言ったところで、その内容が変わることはありません。

また言われている人も、自分には決裁権が無く、あくまで決まったルールを運用しているだけなので、ある意味彼らも被害者と言えるかもしれません。

にもかかわらず、決裁権を持たない両者がいくら話し合いをしたところで解決には至らないので、どちらかが痛みを被るだけになります。

そこで大事なことは、自分が今怒りを向けている相手は「決裁者かどうか?」という点を必ず見なければなりません。

そしてもし決裁者ではないのであれば、その人にいくら文句を言ってもなんの意味もないことを理解しなければなりません。

もし皆さんが何かに腹を立てていて、誰かに文句を言いたくなったのであれば、一呼吸おいて冷静に考えましょう。

「その相手には決裁権があるのか?」

もし決裁権が無いのであれば、そのクレームを言っても仕方ないので、その会話からは「降りる」という決断も必要になります。

賢明な人は双方にとって意味がない会話から降りることが出来ます。
(そうでない方は、ただひたすら意味がないことで怒り続けるでしょう)

そしてどうしても自分の意見を通したいのであれば、どうしたら決裁者と話しが出来るかを考えるべきです。

自分が持っている貴重な時間を無駄なことに使わないだけで、あなたは時間をより有効なものに使うことが出来ますので、相手を見て話す内容を変えてみるようにしてください。

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