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Consadole2020

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2020シーズンの話です
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記事一覧

Where your Heart is

以前どこかで書いた気がするけど、ちょっと改めて書く。
チームが出来た頃、つまり90年代の終り頃、当時の知り合いからマンチェスターUの雑誌をいただいたことがあった。海外のチーム専門誌は内容がとても豊富で新鮮な感動を抱きながら読んだんだけど、その中の読者ページにあった投稿を今でもよく覚えてる。

「『本拠地に住んでいるのが真のファン』と言われました。私はマンチェスターに住んでいないので、私は真のファン

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C大阪戦:諦めずに済んだこと

C大阪戦:諦めずに済んだこと



今季ホーム最終戦。ドームの周辺もすっかり冬の雰囲気です。

ここしばらくホームの最終戦は即ちリーグ最終戦だったので、今日の試合が終わってもまだ2試合も残っているというのは不思議な感覚。
そのせいで「警告リスト」を見ても「今日もらってももう終わりじゃん」ぐらい何の疑いもなく思っていました。違うわ。

ゴールデンカムイのコラボマッチ。このポスターだけ見ると何らかのタイトルマッチ風味ですが違います。

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2020年、少し早いけど自分のnoteで振り返る。

毎年恒例アヤちゃんのアドベントカレンダーに投稿する記事です。
今年はシーズンがまだ終わっていない中での振り返りとなりますが、今年これまで書いたnoteをピックアップして並べてみます。

キックオフイベントにCVS参加で始まった2020年。
日付から振り返ると、ちょうど「中国で原因不明の肺炎が流行っている」という報道が出てきた頃でした。が、まだまだこの時点では対岸の火事気分で。クラブ公式の写真も会場

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清水戦:うれしいこととやりきれないこと

清水戦:うれしいこととやりきれないこと

感染対策を万全にして今日も観戦だ!ポケ森にARカメラが実装されたので、わーいマコトさんをスタジアムで観戦させちゃうよ~なんて呑気に場内入りしたのとは真逆の想いでドームを後にすることになろうとは。
逆転で5得点だよ!ってウッキウキ喜んで帰れない日が来るなんて想像したこともなかった。

ホームゲームで、自分達の見ている目の前で選手が見るからに重篤な怪我をした試合といえば2015年の大宮戦が蘇る。

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鳥栖戦:ゆきつもどりつ

鳥栖戦:ゆきつもどりつ

10月24日の横浜FC戦以来3週間ぶりのホーム。
と書くと、このたった3週間で札幌・北海道をめぐる環境がまた変わってしまったのだと実感せざるを得ず。
横浜FC戦のときでも「感染者数が60人を超えたって」という会話をたしかに友達としていたけど、今は連日200人という数が報道されている。なんてこったい。

毎日三桁の報道を聞くにつれ、周囲でも愈々「濃厚接触者になった」「取引先で」という身近なものになっ

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横浜FC戦:何度目か分からない「今年初めて」

横浜FC戦:何度目か分からない「今年初めて」

10月も末になってなお「今年初めて」が起きる。起きる以上は今回も記録として書き記す。今回の「今年初めて」はこちら

シャトルバスです!

野球ではひと足早く運行が再開していましたがサッカーはこの日から。あると本当に有り難いです(ドームよりも厚別は特に)(厚別今季もうないけど)。しかしどうせ撮るなら「札幌ドーム行き」がわかるところを撮ればいいのにこの雑さときたら。

シャトルバスから見る景色も新鮮に

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鹿島戦:いつものあのリズム

鹿島戦:いつものあのリズム

ドーム周辺にも紅葉の波がやってまいりました。

試合やイベントの用でしか来ることがないけど、天気のいい日の散歩コースとしてもいいんだろうなあと今頃思った。解放感。

…試合に負けたら「秋のドーム散策写真」でお茶を濁そうとしていたことは正直に告白しておこう。いやだって名古屋戦のアレを見て鹿島に勝つことを普通に予想出来る人はそうそういないでしょう!(キレ
ホームでは2001年に一度勝ったっきりの鹿島。

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湘南戦:相手がいないと試合が出来ない

湘南戦:相手がいないと試合が出来ない

今季最後の厚別は天気に恵まれました(と思っていた)(いかにも厚別)

紅葉が始まっていました。春の厚別は見ることなく過ぎてしまっていたな。

今日はたじさんのたこやき。
場内で飲食するのも地味に気を遣っている。気を遣いながら食べる。

この日からアウェイ席が設けられ、今年初めて相手チームの横断幕とサポーター(4~50人くらいいたでしょうか)の姿を見る。

チームが出来た初期の頃、90年代の話ですが

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仙台戦:頑張れって言ってしまった

仙台戦:頑張れって言ってしまった

翌日になってあらためて、なんとも不思議な味わいの試合だったと思い起こしている。
テレビの前で冷静に見ていたら、秒殺3失点で呆れ果ててそこから追いついても最後までどこか冷めた気持ちで見ていたかもしれないなって思った。なのでテレビ観戦していた人達の手厳しい評価については異論はない。いや現地でも手厳しくて全然いいけど。

ただ個人的には、今年になって何度か現地で見ている中で、試合としてはひどく不細工な内

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浦和戦:壮大なアイーダ、そして長い雨のあとの空は美しいという話

浦和戦:壮大なアイーダ、そして長い雨のあとの空は美しいという話

ピッチ練習の時の予想もしないアイーダはちょっと感激した。
いつもと違う音楽で入ってくるので、あれ今年のピッチ練習って音楽変わってたんだっけか、ぐらいボケてたのに。

(動画:つくしさんありがとうございます)
ドームに流れる壮大な合唱曲、それに合わせる手拍子、豪華!ゴージャラス!高貴!至福!
応援の声が出せなくても培ってきた応援の雰囲気を少しでも出すことは出来る。手拍子解禁の試合だ、今日はやるぞ!

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広島戦:そんなことはいつか前にもあったよな

広島戦:そんなことはいつか前にもあったよな

雨予報だったのでそれなりの対策をと思っていたら朝から晴れ。日差しは残暑でありつつ風は9月の冷たさを含んでそれなりに心地よい。日焼け止め使っても日焼け不可避の9月なんていやだなと思ったけど、そんなことはいつか前にもあったよな。

秋の厚別のデーゲームは今も昔も変わらず美しい。
真っ青な空に流れる雲。鮮やかな緑の芝生に映える赤と黒のユニフォーム。光と影がくっきりと。声を出せずビールも呑めないけど自分の

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ルヴァン準々決勝:今年の苦さが連れていく道

ルヴァン準々決勝:今年の苦さが連れていく道

これまで観戦する場所はだいたい決めていたけど、今季はチケット代が一律に近いこともあるしいつも通りの応援もできないことだし、普段使わない席でも見てみようっていうことで、厚別のメインを選んでみた。
高校サッカーなんかではもちろんメインで見たことはあるけど、コンサドーレの試合でメインを使うのは20年ぶりくらいかな。ホーム寄りで見るのは初めて。

ホームゴール裏寄りのコーナーでは、ピッチ練習を引き上げてく

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長い声援

今年のコンサドーレさん盛りだくさんすぎると思う。書いておかないと絶対何かしら忘れる。でも忘れちゃいけないことばかりなように思う。

コロナ禍はどこのチームも皆同じ条件で、それにまつわる動きだけでも(報酬返上とかレスキューとかCFとか)お腹いっぱいなのに、加えてソンユンの病気と移籍があり、そして昨日はむっちゃん…武蔵選手の移籍が発表になった。

札幌所属時にフル代表選出という夢も、札幌から直接海外移

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川崎戦:頑張れって言いたかった

川崎戦:頑張れって言いたかった

RSRの配信を聞きながら書いている。
毎年今頃恒例の、友人達の浮き立つような夏フェスツイートを見ることがないまま過ぎていくお盆休み。
こうしたライブを再び楽しめるようになるのはいつのことなんだろう、と外野ですら思う。

前例のない事態の中で、最適解はどこかから偶然降ってくるものではなく、それを愛する人達自身で探し出し見出していかなきゃいけないもんなんだろう。

再開後3度目のドーム観戦。帰省しない

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