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広島戦:そんなことはいつか前にもあったよな

雨予報だったのでそれなりの対策をと思っていたら朝から晴れ。日差しは残暑でありつつ風は9月の冷たさを含んでそれなりに心地よい。日焼け止め使っても日焼け不可避の9月なんていやだなと思ったけど、そんなことはいつか前にもあったよな。

秋の厚別のデーゲームは今も昔も変わらず美しい。
真っ青な空に流れる雲。鮮やかな緑の芝生に映える赤と黒のユニフォーム。光と影がくっきりと。声を出せずビールも呑めないけど自分の目は「幸せだ」と満足してる。

左サイドを突破していく札幌4、追いかける広島44、止まらない4、たまらずファール44。ふたつの背中のドラマにまた目が満足。
空中で静止したような札幌1のキャッチ、ああサッカー美しいなあ。これで勝てれば言うことないんだけどなあ。

後半先制されてからは、目の前に白いユニフォームの選手が密集することが増えた。残り時間が少なくなればなるほど増えた。あーこれ難しいやつだ。あー厳しい。どうにかなんないかな。ルーカス疲れてるなあ。あーどうにもなんない(失点)。


日程が尋常ではなく込み入っている中で、更に夏場という中で、より攻撃を目指すスタイルの負荷と疲労感はどれほど高いものなんだろう。
エースの移籍に伴って切り替えなければならないことがあるだろうけど、その切り替えの準備をする時間はどこにあるんだろう。
普通に暮らしていてもストレスの多い毎日で、チームはどこで切り替えるんだろう。

秋風の季節なのにシーズンを半分も消化していなくて、負けても罵声が巻き起こることもない。
試合に負けて肩を落として帰るサポーターと同じような選手の姿。
厚別連戦、連続してトボトボ帰るの久しぶりだなあ。

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苔むした階段。使ってないからなのか老朽化なのか。

頑張れと声に出してはいえないけど、頑張れと願っている。
気取って書いているけど内心は「久々に味わうこの感覚!」。
虚しくも青く美しい厚別の空を見た思い出などもう枚挙に暇がないですから。そんなことはいつか前にもあったから。はい次行こう次。

…とはいえ美味いビールが呑みたいなあ

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