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鳥栖戦:ゆきつもどりつ

10月24日の横浜FC戦以来3週間ぶりのホーム。
と書くと、このたった3週間で札幌・北海道をめぐる環境がまた変わってしまったのだと実感せざるを得ず。
横浜FC戦のときでも「感染者数が60人を超えたって」という会話をたしかに友達としていたけど、今は連日200人という数が報道されている。なんてこったい。

毎日三桁の報道を聞くにつれ、周囲でも愈々「濃厚接触者になった」「取引先で」という身近なものになってきた。いっぽう道の基準ではイベントの制限を要請されている段階ではない。だから試合は普通に客入れをして開催される。けれどさて、この状況で果たして試合に行っていいものかどうか、人並みにちょっと考える。

考えた結果、対策を更に強くして行ってみて(屋内で長話しない、往来で飲食しない等)、人の集まる場内で危険を感じる場面があるかどうかセルフ人体実験しよう!

行きのシャトルバスはソロ客のみ10人ほどで会話なく危険度低。

だいぶ冬に近づいてきました

てか雪残ってるし

kappaさん長い事本当にありがとうございました…!!場内で流れた動画はこの時代共に応援したサポなら落涙を禁じ得なかったでしょう。ほんとにいいときも悪いときも一緒に歩いてきたブランドでした。

さて観戦の感染対策(韻を踏みたい)ですが、結果論から言えば、一番「やべえ」と思ったのは行きのJRに乗って座ったら向かい合わせの女子高生ズがノーマスクで楽しくおしゃべりしていたところに出くわした場面だったということで、場内ではなかったです。

隣のお客さんと距離を取る、何かを食べる前には手指消毒をしっかりと(飲食は控えた方がいいと思うと医療従事者の友人には言われている)、andマスク、という今までやっていることを遂行するだけでした。
来るのが怖いと思う人もいると思いますが、人のいない席を選べばそう怖いことないですよというのが実感(そもそも外出しないのが一番安全ではありますが、誰も試合に行かないとそれはそれで別の危機が訪れる)。人がいないので寒いのでひざ掛けとか忘れずに。どこでだって応援は出来る。

人のいないオープンスペースシート、アウェイ側の上のほう(階段が登山)は純粋に見晴らしがいい。最高にいい。ドーム美しい…!ってなる。
試合は遠くに見えるけど、サッカーの全容を見るにはこんないい席はない。

そしてそんなに遠く離れた席でいても、すごい選手はちゃんとすごいとわかる。
JBのゴールは興奮したし、終盤の宮澤の身体を張った守備もよく見えた。
フィギュアの世界選手権を見たとき、たまアリの天井席のような遠くから見ても美しい選手はちゃんとわかるなーと思ったのを思い出した。

早さんの最後のシュートが決まっていれば、と思うけど、毎試合「困ったときの早坂さん」「納期のない仕事ばかり頼まれる業者のよう」「頼むよ早ちゃん~こんなことお宅にしか頼めないんだよ~」って言われてる姿が目に浮かぶようなユーティリティな早さん有難いなあって思った。

ホームは残りあと2試合。
最後までどうか有観客でやれますようにと願うほかない。
ただ一方で、感染拡大しました、じゃあ無観客 ではなくて、ここまではやっていい、ここからはだめという細々とした調整をこれからはしていかなきゃいけないんじゃないのかな、と試合に実際行ってみて感じました。

今までの試合は非日常を楽しむ場所だったけど、これからの試合はそうとばかりも言っていられなくて。医療と健康を守りたいけどサッカーも守りたい。だから自分達が自分達の行動をすこしだけ制限して行くことで大きな制限になることを避けることができたらな。って医療関係者の人達はずっとそう言ってる気がする。

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