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苦手なことは苦手なままでいい

こんばんは POCOです。  ちょっとだけ久しぶりのnote。


今回は、私の”苦手”について。この前久しぶりに買い物に出かけたときのこと。

レジでのお会計で、お財布からお金を出す瞬間。

私はあの時間がたまらなく苦手です。(共感される方、いらっしゃるでしょうか・・・)

その日はお店が混んでいたこともあり、後ろに次のお客さんも並んでいました。

別にお店のスタッフさんや後ろのお客さんに急かされたわけではない。イライラされたり、何か言われたわけでもない。私がお金を払うスピードだって、平均的だったはず。

それなのに私の頭のなかはもう、真っ白。動悸とともにみるみるうちに顔が真っ赤に変わるさまが、自分でもよーく分かります。(マスクなかったらもっと真っ赤になります)


どうしてあんな風になるのだろう。家に帰ってから振り返ってみると不思議で仕方がないのです。

自分が後ろに並んでいるお客さんだったら、そんなことまったく気にならない。レジのスタッフさん側だったとしても、「ゆっくりでいいですよ」って思えるのにな。

でも自分がお金を払う側の立場になると、その考え方はこれっぽっちも通用しなくなるのです。


一番の理由は”人の目が怖い”から。たとえ実際には見られていなかったとしても。私は、人が多く集まる=人の目が多い場所が苦手なのです。

同じ理由から、私はひとりでの外食が一切できません。個人経営の小さなカフェとかであればギリギリ行けますが、それ以外はまったく太刀打ちできません。現にひとり暮らしをしていた2年間、一度もひとりで外食することはありませんでした。


実は割と最近まで、このことがコンプレックスでした。もう22にもなってそんなこともできないのか。周りの素敵な大人たちはみんな、涼しい顔をしてこなしているというのに。

でも。

”22にもなってできないことって、もうやらなくても生きていけるのではないか”。こんな、開き直るという図々しさ極まりない発想が思い浮かびました。

でも考えてみたら、別に一人で外食しなくたって生きていける。レジでお金を出すのが苦手なら、できる限りキャッシュレス決済を利用すればいい。

案外、苦手なことは苦手だ!と受け止めて、代替案を見つけることはできるのです。


きっと私のこころの根本には、「できない=ダメ」と決めつける自分がいるのでしょう。周りの人が当たり前にできていることができない私は、ダメ・おかしい・変な人、と。

確かにちょっと不思議な部分はあるかもしれませんが、”ダメ”ではないですものね。自分で自分を傷つけることは、やめていかないと。

生きづらくしているのは、本当は自分自身なのかもしれません。


他人に迷惑をかけるようなことでなければ、苦手なことは苦手なままでいい。

その言葉を噛みしめて、自分のこころに合ったライフスタイルを見つけていきたいと思います。




PS.しばらくの間、過去のエッセイはお休みいたします。

自分のこころを受け入れるために書いていたこのエッセイですが、最近また、不安が大きくなってきてしまいました。この状態で続けることは、困難ですので、また落ち着いたら進めてまいります。



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