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この夏、ヒットしそうなおもちゃのキーワードは「アナログ要素」「手触り」「大人も楽しい」
先日、東京浅草で行われたおもちゃの展示会「おもちゃビジネスフェア」に行ってきました。今回の展示会は、夏からクリスマスにかけての各社の新商品、力を入れたい商品を小売店などにアピールするものです。
おもちゃ屋の娘として生まれ、のちに2代目社長を務めた私にとって、おもちゃはずっと身近にあったもの。お店をたたんでしまった今でも、おもちゃの展示会には足を運び続け、気づけば半世紀以上も、おもちゃの流行や変
平成10年、水戸駅北口にあった丸井水戸店に出店
この連載では、戦後すぐに私の父が開業し、後に私が二代目社長を務めたおもちゃ屋「さくらトイス」について書いています。
東京・神奈川・千葉を中心に展開していた「さくらトイス」ですが、平成10年(1998年)、茨城県に初めて出店しました。
今回は、その頃のお話です。
平成10年、丸井水戸店に出店
「さくらトイス」水戸店の場所は水戸の駅前の丸井水戸店です。
丸井水戸店は、当時、水戸駅の北口にありまし
平成9年、3日間で1万個のたまごっちが完売!丸井溝口店
この連載では、戦後すぐに私の父が開業し、後に私が二代目社長を務めたおもちゃ屋「さくらトイス」について書いています。
前回の記事では、平成元年から平成6年ごろ、私がさくらトイスの副社長として、本格的にお店に関わるようになった頃のことを書きました。
その後の平成8(1996年)に父がさくらトイスの会長に、私は社長になりました。
このころは、おもちゃ業界に女の社長は少なく、メーカーのピープル、業界新
平成6年、町屋の赤札堂ではベイブレードなどのイベントも開催
この連載では、戦後すぐに私の父が開業し、後に私が二代目社長を務めたおもちゃ屋「さくらトイス」について書いています。
前回の記事では、丸井国分寺店(昭和63/1988年)、丸井大井町店(平成2/1990年)、丸井草加店(平成5/1993年)と丸井3店舗のオープンがありましたが、その間の平成元年(1989年)に、私はさくらトイスの副社長になりました。
今回は、お店の歴史に加えて、私が本格的におもち
江戸の遊び・浮世絵文化に思わず感心「江戸のおもちゃ絵」展
先日、たばこと塩の博物館(東京都墨田区)で行われている「江戸のおもちゃ絵展」を見てきました。
私はおもちゃ屋の娘に生まれ、自分でもおもちゃ屋を経営してきたことから、大のおもちゃ好きです。
また、おもちゃの変遷や社会との関わりにもとても興味があります。
戦後すぐに父が店を始めた頃のおもちゃ、自分が子ども時代に遊んでいたおもちゃ、その後自分が店で販売してきたおもちゃなど、時代と合わせてふり返ってみる
グッド・トイ2023の中から、私がおすすめしたいおもちゃ3選
11月5日、「グッド・トイ2023」の受賞式が東京おもちゃ美術館(東京都新宿区)で行われ、「グッド・トイ大賞」など各賞が発表されました。
このグッド・トイは、全国の「おもちゃコンサルタント」資格認定者の投票で選ばれるものですが、実は私もおもちゃコンサルタントの資格を2000年に取得し、その後おもちゃコンサルタントマスターも取得しています。
また、グッド・トイの選考運営委員として、この10年ほど選
ファミコン、ルービックキューブ、シルバニアとヒットおもちゃの花盛り!昭和50年代のおもちゃのお話
この連載では、昭和27(1952)年から平成19(2007)年まで55年間続いたおもちゃ屋「さくらトイス」の2代目社長を務めた私が、おもちゃ屋の歩みや懐かしいおもちゃのお話を書いています。
今回は昭和51(1976)年から昭和60(1985)年のおもちゃを振り返ります。
日本のおもちゃは、1973(昭和48)年のオイルショックを契機に、省資源・省エネルギーを目指していきます。さらには半導体技術