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2022年6月の記事一覧

接客能力が高い人は表情が豊かな人

接客能力が高い人は表情が豊かな人

 人間のコミュニケーションは言語以外が9割を占める。
 これの半分ぐらいが表情だ。コミュニケーション能力が高い人は表情が豊か。これだけで多くの事を伝えられる。びっくりするほど多くの事をだ。
また逆に多くの事を読み取る。(注1)

注1:例えば、コミュニケーションで最大の関心事は、相手が敵かどうかです。
 敵意がない事を示すのに最も効果的なのは笑顔。どんな美辞麗句を並べても表情が伴わなければ友好的と

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NPDが多数派となったコミュニティは 安定だ。そこにまともな人間が少数入ってもひっくり返せない

NPDが多数派となったコミュニティは 安定だ。そこにまともな人間が少数入ってもひっくり返せない

 これは進化論やゲーム理論で出てくるESS(Evolutionarily Stable Strategy,進化的安定戦略)の話です。

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 NPD(自己愛性人格障害)が多数を占めるコミュニティ・組織ではNPD同士は上手く助け合い、「普通の人」は搾取される一方で少数派に留まる。そしてこの状態が安定して維持される。

 こういう安定解をESSと呼びます。

 肝心な点は、あるコミュニティが一度こ

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大半の詐欺は稚拙:それで引っかかるカモが十分にいる^^;

大半の詐欺は稚拙:それで引っかかるカモが十分にいる^^;

 主流は、稚拙というか手間暇を掛けない詐欺です。手の込んだ詐欺は時間と金がかかるので職業的詐欺集団は、実はあまりやらない。

 ただし例外はピンポイントで大物を釣り上げる場合です。これは実に巧妙なトリックを仕掛けるらしい。いい例が、Xi国共産党が日本のVIPに仕掛けるハニトラです。

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 でも、逆に言えば自分がVIPでなければ巧妙な詐欺を心配することはない。常識的な警戒をすればほぼ防げます。

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若者の半数はパナを知らない:時代は変わったなあ^^;

若者の半数はパナを知らない:時代は変わったなあ^^;

 これは正直言って、かなりのカルチャーショックでした。

 東芝、シャープ、サンヨーも知らないでしょうね。当然ですけど。

 日本が技術立国だったことも、もはや知らない世代が多いと思います。次の世代はどんな文化になるのかな。職業はサービス業が当たり前になり、労働観、労働倫理もすっかり変わるのでしょう^^

 実に興味深いです。

パナソニックホールディングスは17日、令和3年度に実施した独自調査で

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少子化は女性の権利向上の結果:多産は命懸け。かつ拷問に近い重労働です

少子化は女性の権利向上の結果:多産は命懸け。かつ拷問に近い重労働です

 少子化の原因は色々言われていますが、単純な話だと思います。よく金銭面の話が出ますが違いますね。あれは男の目線でしか議論していない。女性の本音は、おそらく

 「妊娠、出産、育児は途方もない重労働だから」です。 しかし最近まで女性はそれを主張できなかった。「産まない女」は存在価値がなく、社会で生きていく場所がなかったからです。

 日本では明治の富国強兵策の影響で、とにかく多産が美徳だった。女性は

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イーロン・マスクは世界一の富豪と思っていませんか?:既に昔話です^^;

イーロン・マスクは世界一の富豪と思っていませんか?:既に昔話です^^;

 テスラの株価はこの3ヶ月で半減している。マスク氏の資産の大半はテスラ株です。

 株って怖いですね(笑)

 実はマスク氏はTwitterを(思いつきで)買っている場合じゃない。テスラ社はマスク氏個人が所有する株を担保に莫大な融資を受けているはずだ。内情はアップアップのはずです。既に債務超過かもしれないし、おそらく既存融資は担保割れしているだろうから、追加の融資も期待できない。

 事業は縮小す

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昭和の女性は結婚のことを「永久就職」と表現していました。
まさに就職なのです。

昭和の女性は結婚のことを「永久就職」と表現していました。 まさに就職なのです。

結婚しないと生きていけない。

これは男も同じ。
貧困だから未婚なのではなく、未婚だと貧困になった😅

逆に「恋愛結婚」という言葉がありました。わざわざ言わなきゃいけないほど、少なかったのです。

これはなかなか興味深いことなのですが、

かつて結婚と子供は「生活必需品」でした。
ないと生きていけなかったのです。
女は現金収入がない。男は「大人」と認められなかった。

いまや、結婚と子供は「贅沢

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いつも不機嫌な人は無視しましょう!:それは大きな子供です^^;

いつも不機嫌な人は無視しましょう!:それは大きな子供です^^;

 構ってちゃんなのです。周りの人が、それで気を使ってくれることを期待している。幼児がよくやるアレです。大人がやることじゃない。

 つまりこう言っているのです。

「オレは不満だなんとかしろ。周りの人間がオレの顔を見て不快な思いをしようと知ったことではない。オレが最優先だ」

聞こえよがしにタメ息をつくという亜種もいますね。無視しましょう^^;(注1)

注1:私の元同僚・先輩にそのタイプがいたの

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労働と報酬の間の時間は短いほど良い。いい例が家事と育児。

労働と報酬の間の時間は短いほど良い。いい例が家事と育児。

 大脳は1ヶ月とか1年単位の時間枠では「報酬」のフィードバックを認識しない。つまり「報酬による幸福感」と「労働」の因果関係を認識しない。達成感がないのです。(注1)

 だから米国流の毎月2回とか毎週1回の給与体系は、労働意欲を高めるのになかなか良いです。

 一方で、最悪なのは日本の月イチの銀行振り込みシステムで、報酬の実感がない。さらに年俸制はもっとひどい。1年分をまとめてなんて、とてもじゃな

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研究者に女性が少ない理由:攻撃性が必要だから。

研究者に女性が少ない理由:攻撃性が必要だから。

 研究者というと温厚なイメージがあるかもしれません。

 とんでもないです。研究者はあらゆる職業の中でも、もっともアグレッシブな人々です。とにかくトップでなければ意味がない。

「私は世界で2番目に発見した」なんてジョークにもならない^^;

 そして未知のものに生涯を捧げるので、自信過剰でなければやっていけません。周りが屍累々でも「自分だけは正しい」と信じる人だけが成果を残します。(注1)

 

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