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フレンチケーキと料理

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ディプロマットというデザートが美味しい

ディプロマットというデザートが美味しい

フランス語でディプロマットの意味は、外交官です。

しかし同じ単語でディプロマットというデザートがあります。

外交官とは違い、庶民的なデザートで、凄く美味しです。

チョコレートも入れたりして、マーブルケーキのようで綺麗なのです。

ディプロマット

ディプロマットは、フランス語で「diplomate」と書きます。

または、「diplomate brioché」ディプロマット・ブリオッシェとも

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クロワッサンの無制限と人の噂も75日

クロワッサンの無制限と人の噂も75日

フランス語で無制限は「illimité」という言います。

クロワッサンはフランスでも人気のパンです。

フランスパンというよりも、バターが利いてふっくらしている、ヴィエノワズリーの種類に入ります。

ヴィエノワズリーは、フランスパンよりも値段が高めです。

砂糖もバターも使う量が多いですし、ファイテ生地にしているので手間もかかっているので当たり前ですが。

ところで、この人気のクロワッサンで本当

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フランス料理で○○風って、どう言うの?

フランス料理で○○風って、どう言うの?

フランス料理で○○風とメニューにありますが、フランス語では、「façon ファッソン」です。

○○風という言い方をしている場合は、決められた材料を使っていないという場合があります。

実際に料理の材料で高級食材もあり、全部規定通りのやり方をすると高くなり、注文されなくなってしまいます。

その他にシェフの趣向でも、その食材を使わないとなれば、本来の名前は使えません。

オーギュスト・エスコフィエ

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至極のスイーツ「メルバ」で至極の気分

至極のスイーツ「メルバ」で至極の気分

私にとって思い出のスイーツは、暫く前に出会った「メルバ」です。

至極の気分を味わいました。

スイーツには、家にお持ち帰りができるものと、レストランやカフェで出てくるものがあり、お持ち帰りできるスイーツに比べて流動的です。

レストランで食べるデザートには、その場でだから出来るアレンジがあり、パフォーマンスを味わえます。

このメルバは、パリの一つ星レストラン「Apicius(アピシス)」で食べ

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出来立てのミルフィーユってサクサク

出来立てのミルフィーユってサクサク

スイーツには、至福の時をもたらしてくれるものがあるものですね。

先週初めて食べた出来たての「ミルフィーユ」です。

今までは、ミルフィーユというのは、作っておいて暫くしてから食べるスイーツと思っていたのです。

ところがついこの間、カスタードクリームにフィユテを重ねて、出来立てのミルフィーユを食べたのです。

これは正に、至福のスイーツでした。

そんな機会がきたのは、つい先週で、パリのトップテ

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ヒメジのポワレ・ジャガイモのウロコソテーとポールボキューズ

ヒメジのポワレ・ジャガイモのウロコソテーとポールボキューズ

ポールボキューズのレストランのメニューに、ヒメジのポワレがあります。

この料理が有名なのは、ヒメジのポワレの上にある、ジャガイモのウロコです。

スライスされたジャガイモが、まるでウロコのようにヒメジを覆っています。

フランス語では、「rouget en écailles de pomme de terre」と言っていますが、

pomme de terreが、ジャガイモ、

écailles

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メレンゲ菓子とムラング

メレンゲ菓子とムラング

メレンゲは、フランス語でムラングといいます。

レモンタルトの上にのると、タルトを修飾して、ムランゲと言います。

フランス語のメレンゲの言い方をまとめました。

メレンゲ 「ムラング」(フランス語 meringue)

フレンチのメレンゲ 「ムラング・フランセーズ」(フランス語 meringue française)

イタリアンのメレンゲ 「ムラング・イタリエンヌ」(フランス語 meringu

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タイガーというパティスリーが美味しい

タイガーというパティスリーが美味しい

先日シリル・リニャックのパティスリー店に行ったら、

「ティグレ」虎の、というブリオッシュがあったので買ってみたら、とっても美味しかったのです。

こんな模様なので、タイガーさんです。

生地がふっくらとしているのは、アーモンド・プードルが入っているからで、まろやかです。

ブラックチョコと、ミルクチョコレートが生地とガナッシュに使いわけられているので、食べて単純でない味わいがありました。

タイ

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