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【七十二候】雪下出麦‥ゆきくだりてむぎのびる


『雪下出麦』‥ゆきくだりてむぎのびる
            1月1日から5日頃


2023年元旦。
新年明けましておめでとうございます。



昨年の終わりに冬至に入り
その末候の『雪下出麦』。積雪の下で秋に蒔いた麦が芽を出す頃となりました。
第二十四候『麦秋至‥むぎのときいたる』の対となります。





この時期、厚く地を覆う真っ白な雪の下で
麦はそっと静かに芽吹き始め、温かい春の訪れをじっと待っているのです。



小麦、大麦などの麦たちは
まだかなぁ。まだかなぁ。と冬の寒さに堪えながら春の到来を待っているのでしょう。




仕事をしていく中で、辛い出来事や苦しくなるような壁にぶつかった時、私は母の言葉を思い出します。
どんなに今が辛くてもずっと同じ状況が続くわけではないから‥と。



その時苦しくても、人が入れ替わったり
部署が変わったり‥。
会社の流れが変わったり‥。
そんな中で少しずつ状況が変わっていく。



仕事だけに限らず‥何かを『継続していくこと』には、耐えること我慢することがセットのように付いてきます。
今の世の中では、それは美ではないのかもしれない。時代錯誤かもしれない。
私自身も決してそこがすべてとは思わないけれど
それでも‥簡単に手離さず耐えたその先には
何かがあると信じていたい。

越年草である麦の力強い生命力
その存在に私はそんなことを思い起こすのです。




初空。
はじめて明けた元旦の空。


初晴れ
そして初風。


『初』が付くとそれだけで
いつもと同じ空も風もキリッと身が引き締まるよう。心も心機一転。



何かいいことがあるような
動き出したくなるような
そんな気持ちを連れてきてくれますね。


お正月や新春の清々しい空気や景色のことを
新しい年を迎え
天地山河いたるところに吉兆の気が満ちていることを淑気といいます。


大晦日から夜が明け新しい朝。
同じ朝なのに心ひとつで見え方が変わる。
私達の心には、その真髄が根付いているのです。

元旦の「旦」は地平線から日が出ている姿を表現しているともいわれています。
今日は初日の出を拝むため、早朝から外へ。
マラソンのウォーミングアップを兼ね
軽く走りながら向かったのですが‥。




七時過ぎ、日の出の時。
残念ながら雲に覆われその姿を見せては
くれませんでした。





あきらめて帰る道中‥。
ふと振り向くと‥



あ!!


大変!大変!と
慌てて走り‥



来たぁ🌅!!



雲に隠れてはちょこっと顔を出し
また雲に隠れ‥



隠れちゃった‥



見えた!



恥ずかしがりやさんの
初日の出。




走りながら歩きながら
海沿いの道を
初日の出と共に‥。


今年も楽しく
そして元気に過ごせますように‥と
願いながら。



2023年。
新しい一年が始まりましたね。
皆様にとって
あたたかい年になりますように。


今年もどうぞ
よろしくお願い致します。






追伸‥。

初!マラソン。
元旦の朝から走ってきました。

女性の参加者は少なくて
一割ほど。
男性の方々のハイペースの波に
かなり飲まれましたが‥


そのおかげでいつものタイムより速く
四キロ‥20分5秒で完走。


ゴールした後
咳が止まらなくて‥
大変でしたが。笑

どら焼きいただいて
いい思い出になりました。
応援メールありがとうございます。



心強かったです。
ありがとうございました。


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