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利休の孫・宗旦が三人の子に家督をゆずって成立し、現代にまで続く茶道流派・三千家の茶室を集めました!※不審庵は「表千家」、今日庵は「裏千家」、官休庵は「武者小路千家」をその所在地か…
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2020年2月の記事一覧
表千家の茶室(残月亭)
「残月亭(ざんげつてい)」
利休聚楽屋敷にあったという「色付九間書院」が、現在では「残月亭」として伝わっています。
元々、屋敷にあったものを息子の少庵が写し、火事(1788年)や何度かの建て替えを経て、現在は京都の表千家にあります。
利休の色付書院は、二畳の上段に付書院のある四畳の中段があり、その天井に突上窓が切られていました。
この書院を訪れた秀吉公が、上段角の柱にもたれ、突上窓から