《回想3》 片っ端から書を読み、茶室や数寄屋を見に行った。 特に感銘を受けたのは、建築家・吉田五十八先生の「猪俣邸」 書籍では、堀口捨巳先生の「利休の茶室」 気づいたら茶室の事を考え、図面を描くのが日課になり、今に至る。 https://www.instagram.com/Sakurada.wa/
《用語集》 躙口··にじり口。草庵茶室特有の潜って入る客側の入口。利休考案。 中柱··袖壁とセットで用いる意匠。隅には棚を設けることも。写真映する。 茶道口··亭主側の入口。多くは襖を立てる。 給仕口··亭主側の入口。お菓子や懐石を運ぶために茶道口と分けたもの。
《畳の大きさ(2)》 畳の大きさに関連して、 炉の大きさは「42.5cmの正方形」です。 図面を描く時には京間・関東間どちらの場合でも、「半分は超えない」と意識してます。 実は、茶室図面は最初の線が決まれば、すべての大きさは決まります。 数学の問題を解いてるみたいです!
《畳の大きさ》 縦横比は1:2 畳としては二種類がメジャーで、 京間→191×95.5cm 関東間→176×88cm です。 部屋に「関東間1畳」を敷いてるのですが、僕は身長174cmなのでちょうどすっぽり入ります。 何かと絡めて覚えると、数字は覚えやすいです!