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【「食」に興味があるなら必見】 『フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義』

こんにちは、さくらです。
今回の記事で紹介するのは、『フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義』(田中宏隆, 岡田亜希子, 瀬川明秀 著, 外村 仁 監修)

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世界のフードテックの動向について書かれたもので、

・「食」に関わる仕事をしている
・「食」ビジネスに興味がある
・食品産業・飲食業の未来を予測したいor創っていきたい

方に特にオススメです。


一読してみて感じたのは、日本の食品産業は世界的に見ると遅れているということ。
例えば、ビヨンド・ミートやインポッシブル・フーズなどがしのぎを削る代替肉については、単なる食の嗜好ではく、社会問題、環境問題の観点から世界的に開発を進めることが喫緊の課題のように考えを改めさせられました。

ただし、これは逆に日本の食品産業・飲食業は変わる余地があるのだと言うこともできるでしょう。

新型コロナウイルス流行で食品産業・飲食業は大きな転機を迎えていますが、フードテックの潮流を読み、ビジネスに活かしていくチャンスはまだまだ転がっていると思わせられました。


▼本の目次

Chapter1 今、なぜ「フードテック」なのか
1.急増する食領域のスタートアップ投資
2.今求められる「食の価値の再定義」
3.食のウェルビーイングを実現する旗手たち

Chapter2 世界で巻き起こるフードイノベーションの全体像
1.そもそもフードテックとは何か
2.初公開「フード・イノベーション・マップ2.0」
3.食の進化を見通す「16のキートレンド」

Chapter3 With&アフターコロナ時代のフードテック
1.パンデミックで見えてきた食の課題とは
2.新型コロナ禍が変えた食の価値とビジネス
3.アフターコロナで求められる注目の5つの領域

Chapter4 「代替プロテイン」の衝撃
1.代替プロテイン市場が急成長したワケ
2.代替肉の先端プレーヤーが成功した理由
3.日本にも眠る代替プロテイン技術

Chapter5 「食領域のGAFA」が生み出す新たな食体験
1.「キッチンOS」とは何か
2.IoT家電で見える化された食卓の姿
3.世界で台頭する「キッチンOS」プレーヤー
4.「食のデータ」がサービス連携の要に

Chapter6 超パーソナライゼーションが創る食の未来
1.「マス」から個別最適化された世界へ
2.パーソナライズに必要な3つのデータ
3.「食のネットフリックス」は現れるのか

Chapter7 フードテックによる外食産業のアップデート
1.外食産業を取り巻く「不都合な真実」
2.効率化を超えた「フードロボット」の可能性
3.移動型レストランとしての「自動販売機3.0」
4.急成長フードデリバリー&ピックアップ
5.デリバリーの裏側を支えるゴーストキッチン
6.外食ビジネスの未来、5つの方向性

Chapter8 フードテックを活用した食品リテールの進化
1.食品リテールの新たなミッション
2.地盤沈下し続ける食品リテール
3.Amazon Goが示した究極のリテールテック
4.食業態革新を目指す既存プレーヤーと異業種からの参入

Chapter9 食のイノベーション社会実装への道
1.事業創造に向けた5つのトレンド
2.スタートアップ投資もオープンラボ型へ
3.日本でも始まった「食の共創」
4.企業の枠組みを超えたフードイノベーション

Chapter10 新産業「日本版フードテック市場」の創出に向けて
1.フードテックの本質的な役割と未来の姿
2.12項目のフューチャー・フード・ビジョン
3.含められる食の進化とカギとなる取り組み
4.グローバル視点で日本市場の可能性を考える

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