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作品(多層ガラス絵)

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オリジナルな技法「多層ガラス絵」を作りました。ガラスの裏側から絵を描いて重ねて一つの作品にします。一点ものです。派生作品「リバースドローイング」は薄い1枚のアクリル板の裏側から描…
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#作品

「龍猫図」(Dragon&Cat) /個展「かくれざと」出品作#3

「龍猫図」(Dragon&Cat) /個展「かくれざと」出品作#3

国昌寺の開かずの門の龍をテーマに描いた大きい作品です。開かずの門についてはこちら。龍の伝説に興味を持ち制作を始めたところ、見沼の人と龍との関係が紐解かれ、更に踏み込んで制作が展開しました。

 お問い合わせは福福堂まで。(伊勢丹浦和店は会期中のみ対応。)

「山際」(yamagiwa) /個展「かくれざと」出品作#2

「山際」(yamagiwa) /個展「かくれざと」出品作#2

 凝った木彫のあしらわれたフレームです。4層の多層ガラス絵で、しっかりとした厚みがあります。今回の個展でも大きめの作品。
 先日、山形で行った滞在制作の際、逢魔時を自転車で漕ぎながら無性に描きたくなった作品。(その時の記事)
 山の向こう側とこちら。往来と光の反射。

 お問い合わせは福福堂まで。(伊勢丹浦和店は会期中のみ対応。)

「東西双龍」(East&West dragons) /個展「かくれざと」出品作#7

「東西双龍」(East&West dragons) /個展「かくれざと」出品作#7

 見沼の東西を、一対の龍神に見立てた作品です。シャビーな雰囲気の黒い額に入れ、完成。

本作は個人蔵となりました。ありがとうございます。

銀河の彼方のガラス絵

銀河の彼方のガラス絵

 こちらとあちら。本日から始まった個展に出品中の作品をご紹介。

「銀河の肖像」
(Portrait of galaxy)
ガラス絵
130×180mm
sold out(個人蔵)

 もう一点は、自分には珍しい楕円の作品です。

「銀河の夜伽」
(Galaxy night fairy)
ガラス絵
300×400mm
(楕円)
¥220,000

 日本製の楕円額もたまに見かけますが、フレー

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日本橋のアート・アンティーク

日本橋のアート・アンティーク

 3年ぶりに正式開催される「東京アート&アンティーク」。
 日本橋・京橋の古美術店、ギャラリー90軒程が同時期に(4/27〜29)に展示会等を開催する日本最大級のアートイベントです。

 日本橋の不忍画廊にお邪魔した際、東京アート&アンティークに合わせ、古今東西をMIXさせたような企画をしているから、そこに多層ガラス絵作品を出品しないか、というお話をいただきました。

 今回は個展ではないので、点

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多層ガラス絵「蛇の目の宴」完成!

多層ガラス絵「蛇の目の宴」完成!

 磨き終えた三層のガラスを、順番にフレームに嵌め込んでいく。

 重厚で、味わいのあるレトロなフレーム。

 全て嵌め込みました。↑
 正面からの写真だけだと分かりにくい技法なので動画も撮っておきました。

「蛇の目の宴」
 Banquet of bull's-eye
2023年制作
 多層ガラス絵(3層)
 297×247mm(イメージサイズ)
 個人蔵

 今回は珍しく自分発の作品ではな

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額屋さん見学

額屋さん見学

雪中散歩の翌日、足を引きずりながら京橋駅へ。まだJRは雪の影響で遅れていましたが、京阪電車は逞しい。

 ギャラリーGORO!
 実は、事前に作家仲間からこの場所のことを耳にし、個展をしていることをGOROさんへ連絡し、訪ねたいというお願いをしていました。多層ガラス絵とフレームの関係性等をお話したところ個展会場までオーナーがいらしてくださっていたのです。「写真だとよく分からなくて、実物を見にきたよ

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紙に刷られた銅版画/紙には残らないその工程から・・・。

紙に刷られた銅版画/紙には残らないその工程から・・・。

◎温故知新

 時折報道されるデザイナーや画家の盗作問題。それはSNSで手軽に好みの画像が入手出来るようになった現代らしいニュースかもしれません。
 作家のテーマや技法。その独自性は、解釈や視点のこだわりを突き詰めた表現からなるものです。それは突然現れるのではなく、様々な要因が絡み合って現れてくるもので、その交差点にたまたま立ったのが自分だったという風に感じることすらあります。
 そういう意味

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