オリジナルな技法「多層ガラス絵」を作りました。ガラスの裏側から絵を描いて重ねて一つの作品にします。一点ものです。派生作品「リバースドローイング」は薄い1枚のアクリル板の裏側から描…
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多層ガラス絵の不動明王完成。
奥の層には縄文の火焔紋様を配しました。
火をまなざす太古の人々は、そこに何を見ていたのだろうか。生かされている自分たちの命と、その糧として燃えゆく命。その相互の繋がりが熱の中溶け合い、分かち難く結びついている不思議ではなかったろうか。
厳しく煩悩を断ちながら、その行いが即ち人々を悟りに導くという不動尊。その容赦のない苛烈さは、多くの仏像の中でも一際目立つものですが、それでも民衆に「お不動さま
龍にまつわる自作の変遷
龍というテーマに興味を持ち、向き合うきっかけをもらったリクエスト作品をご紹介。その制作にまつわる記事。
先日、この龍の持ち主のコレクターの方が、この作品も含むコレクション展を成功させた事を知りました。
私の作品が多くの作品と触れるきっかけの一つを担っていたならとても嬉しい事です。制作の励みになりました。
その後、再度描きたい気持ちが起こった為、自分なりに対作品を制作しました。
この作品
「裏門・微睡み」(Back gate・Sleep)/個展「かくれざと」出品作#9
裏門は、日光御成道へと続く想像から描きました。表門で龍から逃げてきた猫が、再び眠ります。いつの間にかそれは眠り猫の彫刻へ・・・。微睡みの中みる夢は、自由に時空を駆け巡っていることでしょう。
フレームは「表門・龍猫」(Front gate・Dragon&Cat) とお揃い。こちらは正方形です。
本作は個人蔵となりました。ありがとうございます。
「反照」(reflection) /個展「かくれざと」出品作#5
「山際」(yamagiwa)の記事でも触れましたが、これも飯豊での経験から。この作品では呼応し合う裏側の反射を際立たせるため、金箔ではなく、錫箔を使用しています。
本作は個人蔵となりました。ありがとうございます。