私も吠えた、叫んだ。
■『劇場版ブルーロック』ベトナムで公開。
・最近のニュース、「日本公開1ヶ月の興行収入15億円の『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』はベトナムで8月14日から公開」。
・『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』は「講談社『週刊少年マガジン』で連載中の人気サッカー漫画を原作としたTVアニメ『ブルーロック(青い監獄)』の初の映画作品」となる。
■国民的スポーツ。
・同劇場版は「日本全国から集められた300人の高校生FWが、世界一のエゴイストストライカーを目指して鎬を削るサッカー版デスゲーム」、また「主人公/無名選手の潔世一がライバルとの衝突や共闘を経て成長していく物語だが、劇場版ではライバルの1人であり、『めんどくさい』が口癖の無気力な天才ストライカー、凪誠士郎の視点から物語を再構成している」。
・ちなみに「原作コミックス累計発行部数は3000万部を突破、2022年にTVアニメ第1期が放送を開始。劇場版は日本で2024年4月19日に公開されると、公開から約1か月で興行収入15億円を突破するなどヒットを記録した。なお、TVアニメ第2期は2024年10月から放送することが決定」している。
・ベトナムではサッカーが圧倒的に人気のスポーツである事から、少年サッカーを題材にした本映画がベトナム国民にどれ程受け入れられるのだろうか等の興味から私も注目する。
■Vietnam Vo Dich!
・余談、サッカー国際試合でベトナム男子が良い成績を残そうものなら、主要都市いやベトナム全土がお祭り騒ぎとなり、繁華街周辺はバイクに乗り、車で箱乗りし喜び、興奮、歓喜の雄叫びを上げ大渋滞となる。
・彼らを観察していると人夫々雄叫び方法もオリジナリティに溢れている事に気づかされる。ある人はブブゼラを吹き、マラカスをシャカシャカさせ、国旗を左右に靡かせ、中華鍋とお玉をシンバルの様にカンカンカンと叩き、手書き『ベトナムチャンピオン』プラカードを持ち、中にはドサクサに紛れて『Pizza50%off』と段ボールに書きピザ屋のユニフォームを着てバイクの洪水に流されている、要は何でもあり状態なのだ。
・そんな景色を歩道から眺め私は幸せな気持ちになり、そしてベトナムの優勝に酔いしれていた。するとバイクに乗った若者たちと目が合った、彼らはニコニコしながらすれ違う瞬間「Vietnam Vo Dich!(ベトナムチャンピオン!)」と私に向かって喜びを爆発させた。ベトナム国民の気持ちに応えたく私も上述のベトナム語を精一杯腹の底から叫ぶように吠えた、その言葉はクラクション、金属音、歓喜等のカオスへ一瞬にして搔き消されていった。