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掃き溜めコインランドリー

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三十路手前の不安定男の回顧録です。 投稿して昇華できれば嬉しいZE。
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#佐田概念

左乳首

左乳首

 断じて下ネタではない。先に断りを入れておく。
ものすごく左乳首が痒い。とにかく痒い。ポリポリ掻いている。何事も集中できない。
風呂も普通に入っているし、清潔にはしているつもりなんだけれど。
乾燥のせいだろうか。そろそろそんな季節でもないような気がするが、、
とにかく痒い、マジで先っちょ取れるんじゃないかとひやひやしてるが意外とそれはないようだ。
こいゆう生理現象に関しては昔から自己流の乗り越え方

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腹痛

腹痛

 お腹がぶち壊れた。久々にゲリPである。こんな時、転職して良かったなとつくづく思う。基本的に在宅で籠っての仕事がメインなので自由にトイレにいける。
 以前の職場だとそんなわけにはいかなかった。こんなお腹の状態だと仕事に外に出るのではなく、いかにトイレができる場所をスムーズに探すかの旅になってしまう事だろう。

 個人的には用を足す時間は嫌いじゃない、むしろ好きな方である。本当にベタだが唯一何も考え

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映画

映画

 最初に映画にハマったのはいつだろう。記憶の棚卸し的なことをやってみたいと思った。僕はいくつかの趣味がある。映画・お笑い・ボクシング(見るだけ)・キャンプ・サウナ←Newでほぼ僕の体は構成されている。中でも映画は古参中の古参である。
 
 テレビから動けなくなったのはスターウォーズを見た時だった。衝撃だった。壮大なスペースオペラにどっぷり浸かった。それからというもの映画を見始めた記憶がある。幼稚園

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下

たまには下を向くのも必要なのかもしれない。移動手段が車から自転車に変わってからというもの横断歩道等で見知らぬ人が隣にいるというシチュエーションが増えた。

 別に何か人がいて困る事などないし、その状況に苦痛を覚えるタイプでもない。先日横断歩道で信号待ちをしていた時、自転車に乗っている僕の隣にベビーカーを押したお父さんが来た。僕はそれなりに気がきく方なので、特に目線は向けていないがベビーカーの気配

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優しさ

優しさ

 優しさというのはある意味凶器なのだろうか。自分の中での優しさとは文字通り基本的には怒らないというスタンスとあえて嫌な事でも確信をついて話し正そうとするスタンスのハイブリッドが理想型である。
 しかし、世の中とは捻れているもので人々は優しい人を求める傾向にあるのだが優しさによりモンスターを生み出してしまう例がいくつも存在しているのを皆さんはご存知だろうか。

 また新宿に来ている、大学の後輩と飯を

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後輩①

後輩①

 狂気を目の前で感じた事はりますか?

 人に自慢出来ることがあるかと言われると一つだけ思い当たる事がある。それは友人等々に恵まれている事でる。青春時代は恋愛そっちのけで、というか、土俵に上がる事ができなかっただけであるが、友人と遊び呆けていた。身内の見解だからなのかもしれないが僕の友人は個性的で面白い人が多いと自慢出来る。ある時、人に言われた事が今でも記憶に残っているが、「佐田はゲテモノを引きつ

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ゴジラ

ゴジラ

 ゴジラ対ヘドラを見た。ゴジラ・フェス2021が開催され、完全新作で配信されていた。以前も記載したと思うが僕はゴジラというか特撮怪獣系の映画が好きで幼少期は一人でゴジラごっこをしていたほどなのである。
 ゴジラの怪獣は様々な災害や公害がモデルになっていると聞いたことがある。例えば、今回の新作に登場したヘドラなんかは名前の通り産業排水等の汚水が基になって生まれた怪獣である。旧ゴジラ対ヘドロのヘドロの

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自転車

自転車

 久しぶりのライドオンである。群馬から出戻った為、車を使用しなくなった。当たり前のように毎日乗り回していた車を下取りに出し、新たにクロスバイクを手に入れた。

 自転車に関しては母より注意を受けた。僕はどうやら自転車の取り扱いが下手らしい。思い返してみれば実家にいた学生時代に何台自転車を買い直したことだろう。パンクは当たり前、タイヤの空気キャップが盗まれたり、前のカゴにロケット花火を取り付け、マッ

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送別会

送別会

 僕は名残惜しいのは好きじゃない。おそらくだが実家が転勤族であり、子供の頃2度程引っ越しを経験した事が影響しているのではないかと思う。

 引越しの内訳としては、幼稚園の途中で一回、小学校の途中で一回であった。とてつもないくらい寂しかった事はいまでも鮮明に覚えている。現代では、小学生でさえ携帯電話を持っている時代だし、連絡先を交換しておけば海外に行ったってやりとりを行えるが、僕の子供の頃はまだまだ

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善意

善意

 電車に乗っていた時である。僕は先頭車両の運転席側の隅に立っていた。数駅進んだ所で、女性が乗車してきたが彼女は、僕が乗車していた数駅の各駅で一度下車し発車寸前で乗車を繰り返していた。一人各駅停車ってやつなのだろうか。ちなみに電車内はガラガラであった。何なんだろうか、これは善意の行動なのだろうか。それとも閉所恐怖症なのだろうか。さすが、いろんな人がいる、そうだ、ここは東京、空を食うようにびっしりビル

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寿司

寿司

 お寿司を定期的に食したくなる。幼少期は生物が苦手でお寿司屋さんに行っても、卵か穴子しか食べれないコスパの良い子供であった。しかし、どこかのタイミングでタガが外れた。生物の魅力に取り憑かれてしまった。自分がどれくらい惜しい事をしていたのだろうかと考えたが、そもそも嫌いな物の事を惜しいと言われても好きなやつ勢力の押し付けなので不毛なのである。

 そもそもどうして生物が克服できたのだろう。人の嗜好は

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新宿

新宿

 5年半振りに都心に帰ってきた。とは言っても群馬から埼玉へ移動しただけなので、北関東間を移動しただけである。安定をかなぐり捨て映像の制作を生業として実家に帰ってきた。正社員からフリーランスへと華麗なジョブチェンジを遂げた僕の不安と鬱屈の日常を書き記したいと思う。

 というわけで今新宿にいる。久しぶりに大学時代の友人と飲みの約束をしていたからである。約束の時間より一時間程早く到着した僕は、新宿をブ

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