料理講師コンサル田中

田中と申します。 料理講師、飲食店コンサルタント、年間メニュー管理、食材の販売、仕立て…

料理講師コンサル田中

田中と申します。 料理講師、飲食店コンサルタント、年間メニュー管理、食材の販売、仕立て、卸、出張料理、調理師育成、カリキュラム作成、フードコーディネート等の飲食関係全般について第一線で活動をしております。 飲食関係のことを発信していきたく思っておりますのでよろしくお願い致します。

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記事一覧

プリン・ア・ラ・モード
洗練されたプリンは、程よくしっかりとした硬さでかつ、舌触りが良く、バニラの風味に負けない卵の風味も持ちつつ、卵を主張しない。
カラメルは綺麗な色でも苦味をしっかり持つ味に仕上げ、大きさもある程度大きい方がいい。
ここにシャンテークリームでさらに良い。

尾頭造りがなぜ綺麗に見えるのか

本来の美は自然に元からある姿を良しとする。 尾頭造りはその食材の生であるときの姿を、そのままにして盛り付けるようなものであるから、それは単純に美として捉えられや…

2/16 高知競馬 予想 ❗️直前特売❗️

こんにちは! 2/16 高知競馬の予想記事です。 三連対する可能性が高いと予測される馬とそろそろ良い成績を出すであろうと考えられる穴馬について、前者は2〜4頭、後者は1…

300

じゃがいもを切って茹でるのは愚の骨頂【料理】

今回はよくやってしまいがちなじゃがいもに火を通す際に切ってから茹でるということについてお話をさせていただきます。 小さく切ってから茹でると火の通りが良く、時短に…

天ぷらの仕込み。
見ての通り、普段使わないような野菜でも一度あげてみると新たな面が見えてくる。
ほとんどのものは天ぷらにしてもその旨味を保つ。
気になるものはためらわずなんでもやると良いだろう。
その探究心から大きな発見が生まれる。

鮪の漬けは近年勘違いされがちである。
漬けは醤油に短時間漬けるようなものは偽物であり、それでは漬ける意味がない。
鮪に霜をふり、酒、味醂、醤油等を合わせた漬けだれに半日程度つけて、ねっとりとした時が漬けの最大の美味なタイミングである。

親鳥
ひねて硬くなった身はスープ用にされてしまいがちだが、旨みが詰まり、その筋張った硬い肉にかじりつくこともそれはそれで良い。
梨をおろして味をつけたものやトマトと紫蘇に柑橘を絞ったものをつけて食べてもまた美味しい。

サワラ 
その名の通り腹が浅いことが特徴だ。
この綺麗な身を見るだけで、焼き霜造りや西京焼きと美味な料理に心踊らされる。

料理は簡単なちょっとした一手間で一気に見た目を良くできる。
難しいことは考えずに、自分のできる範囲で自信を持ち、少し手を加えてみると良い。
何か別の食材に応用することもできる。
この写真が椎茸の天ぷらによく入れる飾りをラディッシュに入れただけのものであるように。

料理のコツとはいったい何なのか

今まで料理講師をしてきて最も多く聞かれたことは、『その料理のコツは何ですか?』ということでした。 よくネットや料理教室で言われているようなコツというものは、その…

300
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料理

プリン・ア・ラ・モード
洗練されたプリンは、程よくしっかりとした硬さでかつ、舌触りが良く、バニラの風味に負けない卵の風味も持ちつつ、卵を主張しない。
カラメルは綺麗な色でも苦味をしっかり持つ味に仕上げ、大きさもある程度大きい方がいい。
ここにシャンテークリームでさらに良い。

尾頭造りがなぜ綺麗に見えるのか

尾頭造りがなぜ綺麗に見えるのか

本来の美は自然に元からある姿を良しとする。
尾頭造りはその食材の生であるときの姿を、そのままにして盛り付けるようなものであるから、それは単純に美として捉えられやすい。
また、上に盛る身は魚の骨に合わせて盛る人も多いが、それでは遊び心が足りない。
そこで、連なる山のように立体感を持たせて盛ると、それもまた美と感じられる。
また、先程の骨に合わせて盛ることについて、肯定的な捉え方を述べるとすれば、その

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2/16 高知競馬 予想 ❗️直前特売❗️

2/16 高知競馬 予想 ❗️直前特売❗️

こんにちは!

2/16 高知競馬の予想記事です。

三連対する可能性が高いと予測される馬とそろそろ良い成績を出すであろうと考えられる穴馬について、前者は2〜4頭、後者は1〜2頭記載します。

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じゃがいもを切って茹でるのは愚の骨頂【料理】

じゃがいもを切って茹でるのは愚の骨頂【料理】

今回はよくやってしまいがちなじゃがいもに火を通す際に切ってから茹でるということについてお話をさせていただきます。

小さく切ってから茹でると火の通りが良く、時短になるということでポテトサラダやマッシュポテトを作る場合によく行われる工程ですよね。
しかし、時短は味をそのままに保って時間だけが短くなる方法でなければならないと思います。
じゃがいもを切ってから茹でることは、澱粉質が必要以上に抜けてしまう

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天ぷらの仕込み。
見ての通り、普段使わないような野菜でも一度あげてみると新たな面が見えてくる。
ほとんどのものは天ぷらにしてもその旨味を保つ。
気になるものはためらわずなんでもやると良いだろう。
その探究心から大きな発見が生まれる。

鮪の漬けは近年勘違いされがちである。
漬けは醤油に短時間漬けるようなものは偽物であり、それでは漬ける意味がない。
鮪に霜をふり、酒、味醂、醤油等を合わせた漬けだれに半日程度つけて、ねっとりとした時が漬けの最大の美味なタイミングである。

親鳥
ひねて硬くなった身はスープ用にされてしまいがちだが、旨みが詰まり、その筋張った硬い肉にかじりつくこともそれはそれで良い。
梨をおろして味をつけたものやトマトと紫蘇に柑橘を絞ったものをつけて食べてもまた美味しい。

サワラ 
その名の通り腹が浅いことが特徴だ。
この綺麗な身を見るだけで、焼き霜造りや西京焼きと美味な料理に心踊らされる。

料理は簡単なちょっとした一手間で一気に見た目を良くできる。
難しいことは考えずに、自分のできる範囲で自信を持ち、少し手を加えてみると良い。
何か別の食材に応用することもできる。
この写真が椎茸の天ぷらによく入れる飾りをラディッシュに入れただけのものであるように。

料理のコツとはいったい何なのか

料理のコツとはいったい何なのか

今まで料理講師をしてきて最も多く聞かれたことは、『その料理のコツは何ですか?』ということでした。
よくネットや料理教室で言われているようなコツというものは、その1種類の料理に対してのものが多く、別の料理にも当てはめようとすると結局コツをさらに応用した形で、若干変化させないとそれはコツではなく手間になってしまうということがよくあることだと思います。
料理は日本料理なら日本のことだけ、フランス料理なら

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