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年を取って頭が固くなるお年寄りは周りが迷惑します。そもそもそういう人は、若い時から頑固で、その頑固な性格が歳と共にさらに頑固になるのでしょうか?

興味深い記事を見つけました。

年を取ると「感情の老化」が進行する?

感情の老化とはいったいどんなことなのでしょう。実は、脳の一部である前頭葉の萎縮と密接な関係があります。私たちの脳は、部位によって役割が異なりますが、前頭葉では、自発性、意欲、切り替え、創造性、感情のコントロールなどをつかさどっています。そのため、加齢よって前頭葉が萎縮すると、“意欲がなくなる”“感情がコントロールできなくなる”“こまやかな気持ち、感情の機微がなくなる”“感動しにくくなる”“創造力がなくなる”などの症状が出てくるのです。そして、困ったことに、前頭葉の萎縮は早い人で40代から始まります」

ここからちょっと抜き出してみます。
まず「感情の老化」という言葉に惹かれます。

加齢よって前頭葉が萎縮すると、
1、意欲がなくなる
2、感情がコントロールできなくなる
3、こまやかな気持ち、感情の機微がなくなる
4、感動しにくくなる
5、創造力がなくなる
などの症状が出てくるのです。

これですね。年取ると気力が無くなっていく人が多いです。前頭葉が萎縮することによって、意欲が低下し、感動しにくくなれば、趣味を触らなくなる理由がわかります。

感情がコントロールできないようになると、理性が問われるような行動に出ることもあります。キレる高齢者が増えたというニュースを見ますが、このためでしょうね。

あるサークルでひとりの高齢者が、女性の胸を触ったと騒ぎになったことがあります。私が本人に尋ねると「おっぱい触って、何が悪いんや!」と、平気で答えました。その後、詳細を聞いたのですが、理性がおかしくなっているとしか感じませんでした。幸い警察沙汰にはならなかったのですが、その人はそのサークルから追放されました。

年を取っても「行動」や「態度」を固定しない

「融通が利かない、変化を嫌う、人の意見をいぶかしがるといった性格は、脳の成長を妨げる原因となります」と、脳機能そのものの衰えではなく、態度や感情の固定化こそが脳の成長を妨げる原因≒頭を固くする要因とし、「年をとると、自分が知っていることだけで判断しようとする傾向にありますが、それではいけません。知ったかぶりをするのも御法度です。新しいことを理解する柔軟さを持ち、自由な発想で若者たちと向き合えば、その新鮮さに脳もイキイキとし始めるのです」と、示しています。

脳の使い方が単調になることを防ぐために趣味や地域などの仕事以外でもコミュニティを持つこと。「感謝」「思いやり」「謙虚」な態度を持つことによって、「傲慢になることなく人と接することで、脳はますます成長を続け」ひいては「脳をやわらかくする」ことにつながると推奨しています。

「感謝」「思いやり」「謙虚」な態度を持つこと、というのは、年取ってからそう心がけようとしても絶対無理ですよね。若い時からその気持ちを持ち、実行し続けてこそ、年取った時に役立つのではないでしょうか。

「傲慢になることなく人と接する」ということも同じです。日頃から傲慢な態度を取らないように心がけておかなければ、年取ってから自分が困り、周りに迷惑をかけることになります。

これらすべて、結局は若い時から努力が必要だということに尽きます。

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