認知症と睡眠は関連がある? 発症や症状への影響と改善方法を解説
睡眠不足では脳が休まりませんから、脳に負担がかかることは容易に想像ができます。睡眠不足で良いことは何ひとつありません。そんなことは誰でも知っています。ところが、思うように睡眠を取れないのが、現代人です。
睡眠不足が続くと「睡眠障害」になってしまうことも
認知症の初期症状と考えられる睡眠障害とは
1、睡眠・覚醒リズム障害
規則正しい生活を怠ると陥ることがあり、体内時計が狂う状態です。
2、レム睡眠行動障害
筋肉をリラックスさせる神経の調節機能がうまく働かず、夢の中での行動が実際に体の動きとして現れてしまいます。
3、せん妄(せんもう)
しっかりと目が覚めず、もうろうとした状態になる症状です。
睡眠には「質」と「量」が大切だと言われます。両方満たされれば言うことありませんが、優先すべきは「質」です。質が良ければ量が少なくてもある程度は大丈夫とも言われています。
改善する方法は?
就寝環境を快適にする
日光を浴びる
起床・就寝、食事のリズムを規則正しく整える
長時間の昼寝を控える
アルコール、カフェイン、ニコチンの摂取を控える
認知症は、10年から20年かけてゆっくり進行していくと言われています。40歳や50歳では認知症のことを考えることすらしないかもしれません。しかし今の生活習慣が、10年後、20年後の自分の体の状態を変えてしまうことは容易に想像できるはずです。
「なんとなく分かっているけど、今の生活習慣を変えることができない」と思っている人がいるはずです。その「なんとなく」がず~っと続いてしまって、70歳や80歳になってから気付いても、もう遅いんです。そうならないためにも、気付いた時が始め時です。
サポートしたいと思われるくらいまで頑張って書きますので、今はシェアかコメントをいただけると嬉しいです。よろしくお願いします。