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94歳まで人生を謳歌した、牧野富太郎に学ぶ「生涯現役を保つ長寿の秘訣」

NHKの連続テレビ小説「らんまん」観られていますか? 私はこの「朝ドラ」が大好きで、ずいぶん前から見続けています。今回は、日本の植物学者・牧野富太郎をモデルとしたお話です。94歳まで生きられたそうで、「サライ」に役に立つ記事がありましたので紹介しましょう。

牧野富太郎に学ぶ長寿八訓

一つ、好きなことはとことん追求する

一つ、「老」を自ら避ける

一つ、いつも明るく笑顔でいる

一つ、ありきたりをありきたりと思わない

一つ、自然に親しみ、野山を歩く

一つ、煙草は吸わず、酒は嗜む程度に

一つ、滋養のあるものを食し、過食は避ける

一つ、コーヒーと甘味で心身の疲れをとる

当たり前のことが書いてあります。しかし現代ではこれを実行するのはとても難しいと思われます。あなたはできそうですか?

まず、「長生きしたいか?」という問いに、ちゃんと答えを持っているでしょうか?

私は長生きしたいという気持ちはありません。一日一日が楽しければそれで良いと考えています。ところがそれが難しいわけです。生きていくために、多少のお金が必要です。社会の中で生きるためには、上手な交流も必要です。

「好きなことはとことん追求する」と言われますが、これが一番難しいでしょう。お金と家庭と社会の板挟みで、なかなか思うようなことをさせてもらえません。だからこの長寿八訓を遂行しようとしたら、何かを犠牲にしなければならないと考えます。

私が考えるに、やっぱり「家族」との付き合い方が一番難しいように思えます。生きていく上で一番大切だと思われるのが家族です。それなのに、その家族を持つことが足枷になるとは皮肉なことだと思いませんか?

いろんな人の話を聞き、見ていると、家族がいるから自由にできないと言われます。いかがですか?

「家族を持てば、自由を捨てなければならない」「自由を持ちたければ、家族を持たなければいい」ということになります。

家族の理解があって、自由にやりたいことができるのなら、それは最高です。ごく一部の人にしかできないことでしょう。一般論で考えると、家族を捨てなければ自由は手に入らないと思います。

しかし現実的に家族を捨てることは不可能です。ですから、たまたま伴侶を失って、一人になったのなら、その機会を活かして好きなことを始めましょう。子供や孫は勝手に生きていきますから、捨てるも捨てないもなく、別世界と考えればいいだけのことです。

無理に家族を捨てるのではなく、一人になった時がチャンスだと考えれば、いかがでしょう? それからでもやりたいことをやりたいだけできる、元気と気力を持っておく必要があります。

社会との交流は、やり方次第で、付かず離れず可能です。あとの七訓については、ちょっとした心がけでなんとかなりそうですよね。

NHK連続テレビ小説 らんまん 上 (1) 単行本

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★整体師/りょう★ピンピンコロリのいきかた(認知症予防と健康寿命を延ばす方法)
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