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「40歳から頭が固くなる人の特徴」ワースト1

柔軟な考え方の持ち主は、若々しくて融通が利いて、リーダーになれるイメージがあります。一方、頭の固い人は、偏屈で人付き合いがヘタで、人をまとめることができないイメージがあります。あくまでも私感です。

歳をとるとだんだん頭が固くなると言います。目新しいものを見るわけでもなく、接することもありませんから、脳への刺激がないからでしょう。しかしそれは自分が勝手に決めていることになります。世の中は常に新しいもので溢れています。それなのに、目新しさを感じないだなんて、感覚がボケているとしか言えませんよね。


頭が固くなる人の特徴は、「好き嫌いで決める」ということです。

「それは好きだからOK」
「それは嫌いだからダメ」


というように、過去の経験によって、好き嫌いを先に決めてしまっているのです。

経験が邪魔していることになりますよね。仕事を覚え始めた頃は、未経験ですから見るものすべてが新鮮でした。仕事にだんだん慣れてくると、手を抜くポイントが分かってきます。さらに、仕事を好き嫌いで選ぶことも出てくるでしょう。

「試す」ということが億劫になった結果、考えることをやめて「好きだ」「嫌いだ」という判断を下しているんです。

昇進試験や国家資格にチャレンジするとか、新しい技術を覚えるために研修に行くことは、30代くらいまでかもしれません。40~50歳になると、慣れたものだけでルーティーン化することも多くなることでしょう。

40歳を過ぎると、「私はこれが好きです」「私はこれが嫌いです」ということを、あらかた決めてしまっています。

「思考」をやめずに、「試行」することができる人は、いつまでも柔軟な考えを持ち続けます。

品物一つ決めることでも、確かに好き嫌いで判断しています。それは子供の頃からずっと同じ感覚で、それこそが個性だと私は思っていました。しかし今回のひろゆきさんの記事を読んで、自分では同じように思っている、好き嫌いの感覚に「ズレ」が生じていると感じました。そのズレこそが「決めつけ」なのでしょう。最初から決めつけて物事を見たり考えるから、同じ方向にしか行かないのです。

自分が決めたことを固執すると、どんどん頭の固い40代、50代、60代へとなっていき、自分と同じ価値観の人としか会話ができなくってしまうんですよね。

歳をとると頭が固くなるのではなく、正確には、自分の思考が頭を固くしているということです。いつまでも若々しく柔軟な頭でいるためには、好き嫌いで決めつけず、新しいものにチャレンジし続ける必要があるということです。そのためにも、違う価値観の人と交流する必要がありそうです。

1%の努力/ひろゆき (著)


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