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本当の民主主義の敵は夢破れた老革命家 映画 ~Revolution +1~
先日ABEMA Primeで映画『Revolution+1』について議論が交わされていた。スタジオゲストは、元日本赤軍に所属していた本作の監督、足立正生氏。
このような風変りなオジサンが呼ばれる時は、ぶっとんだ意見が開陳され、楽しい楽しい言論プロレスが展開されるものと期待していたが、レギュラーコメンテーター達はしっかりとゲストの話に耳を傾けており、着実に議論が進んでいく。
映画の一部を観たMCの淳
重信房子をひとり生み出してしまった仮面ライダーBLACKSUN
僕のいちばん古い記憶のひとつは、仮面ライダーBlackを見ていた日曜日の朝だ。
南光太郎こと仮面ライダーブラックの闘いは僕の人格や思想の原点となる。
というか、幼すぎてそれ以前の記憶が曖昧なだけだ。
つまりは仮面ライダーBlackは宇宙の開闢と同じといって過言はない。
そんな私がこの秋に配信された仮面ライダーBLACKSUN全10話を観て、それぞれの話ごとの感想をざっくりと述べたいと思う。
1話
ラップが自分の手元に返ってきた
高川和也 そのリズムにのせて
トゲビに行ってきた。
東京都現代美術館のことだ。
本当はMOTと略すそうなのだが、韓国のオバケっぽくて個人的にトゲビと呼んでいる。
「私の正しさは誰かの悲しみあるいは憎しみ」という展覧会の名前に心惹かれた。
俺は「正しさというものは、実際のところ、人を幸せにはしないんじゃないか?」と常々思っているわけで、そんな僕にはこの展覧会のタイトルが刺さったわけです。
そん
無能女の真綿パンチ映画
大学生の頃からたいへんお世話になっている先輩の大江さんが、『ドライブ・マイカー』とかいう映画で、このたび世界的な映画祭の賞を受賞したようなので、彼が過去に撮った映画が日本のあちこちでポコポコと上映されるという現象が起きている。
ちょうど柏のキネマ旬報シアターで『美しい術』という2009年に公開された映画がやっている。
インディーズ時代の映画館の大きいスクリーンで見ることのできる機会なんてもうな