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保険用語大全〜難しい言葉を簡単に解説〜

生命保険に加入したことがある人は思ったこと
あるのではないでしょうか。

出てくる用語が難しい…

たしかに私も生命保険会社に入社した際に、
初めて出会う言葉だらけだったことを鮮明に
覚えています。

何やら用語集みたいなプリントを配られた
気がします。笑

本日は、生命保険で出てくる言葉をいくつか
意味も含めて簡単に紹介していきます。

生命保険を考える際に、言葉がわからなく
なった際は見返してほしい記事です。

それではいきます。

・給付金

給付金は万が一の際に受け取るお金ですが、
その中にも種類がいくつかあります。

手術給付金=手術を受けた時
疾病入院給付金=病気で入院をした時
災害入院給付金=交通事故や指定感染症など
生存給付金=生きている時

など

・保険金

基本的には死亡保険金を指します。
亡くなった時にもらえるお金です。

その他にも、満期の際にもらえる満期保険金、
高度障害時の高度障害保険金などもあります。

・解約返戻金

保険を解約した際に発生する払い戻し金です。
保険を継続して貯まりのあるような保険は
解約した際にいくらかの解約返戻金がある
ことが一般的です。

・保険料払込免除

所定の条件に該当した場合は、今後の保険料
が免除されるものです。
高度障害や三大疾病などの条件の場合が多い
です。

・契約者

保険を契約する人のことです。
この契約者が保険契約に関するあらゆる権利を
有します。

・被保険者

保険契約の保障が受けられる人のことです。
死亡保険であればこの被保険者が亡くなった時、
医療保険であればこの被保険者が病気になった
時に保障されます。

・受取人

給付金や保険金の支払い条件に該当した場合、
入院給付金や死亡保険金などのお金を受け取る
ことができる人のことです。
基本的に死亡保障ではご家族、入院保障などで
はご本人の設定となることぎ一般的です。

・指定代理請求人

上記受取人が何らかの事情により、受け取りの
意思が示せない場合(障害や認知症など)、
受取人に代わって給付金や保険金等を請求できる
人のことです。


・責任開始日

保険の保障が受けられる開始日です。
条件は以下の記事でも記載していますので、
ご参考ください。


・契約日

保障の開始である責任開始日とはまた別に、
保険の契約締結日を指します。
これは、保険期間や保険料を計算し始める日と
言われています。
責任開始日と同日になることもあれば、翌月の
1日である場合などケースバイケースです。

・契約応答日

年単位で到来する契約に応答する日付です。
例えば、2022年1月1日が契約日とすると、
2023年1月1日、2024年1月1日…と、
毎年の年単位の契約日と同一の日を指します。


・保険期間

保険の保障が受けられる期間です。
10年などの定期タイプや一生涯の終身タイプ
などがあります。

・払込期間

保険に対する保険料を支払う期間です。
払込期間が60歳となっていれば、60歳まで
保険料を支払います。
厳密には、払込期間満了年齢になった後に、
到来する契約応答日前日までです。


・自動更新

保険期間が10年更新タイプなどのご契約ですと、
80歳や90歳まで満期を迎えるごとに自動的に
更新されるようなご契約を指します。
注意点としては、保険期間が○歳となっている
ご契約は自動更新されず満了となるケースが
多いです。
保険期間が○年となっているご契約は一般的に
自動更新されます。

・告知

保険を加入する際には、ご自身のお身体の状況
について教えていただく必要があります。
その身体の状況を保険会社に報告することを
告知と言います。
告知の内容によっては、保険に加入することが
できない場合もあります。
詳しくは過去記事をご参考ください。


・失効

保険料などを所定の期間までにお支払いがされ
なかった場合に、保険のご契約が保障されなく
なる状況を指します。


・復活

上記の失効状態になったとしても、一定の条件
をクリアすれば、保険を保障される状態に戻す
ことができます。このことを復活といいます。
復活には未納分と未来分も含めて保険料を支払う
必要があったり、現在のお身体の状況を再度
告知しなければなりません。

そのため、例えば保険加入後に「がん」に罹患
されたとして、失効されてしまった場合は、
復活の際の告知で復活をさせてもらえないことが
ほとんどです。
しっかり保障を受けられる状態を保つためにも、
失効状態にならないように、口座の残高やカード
の有効期限などには注意してくださいね。


・契約者貸付

解約返戻金等から一定の金額まではお金を
借りることができる制度です。
しかし、この借りたお金については利息が
課されますので注意が必要です。


・自動振替貸付

保険料の支払いが滞った際に、解約返戻金等
から保険料に充てる制度のことです。
上記記載した失効などを防げる良い制度ですが、
これもまた貸付金額には利息が課されますので
注意してください。
いずれも借りた金額を返済ができますので、
お金に余裕ができた際には返済をおすすめ
します。

・主契約

保険の基本保障となるベース部分を指します。
例えば、死亡保障など。

・特約

主契約に付加するオプションを指します。
例えば、入院や手術の上乗せ保障など。

・リビングニーズ特約

被保険者の余命が6ヶ月以内と判断された場合、
被保険者が生存中でも死亡保険金の一部や全部を
お支払いすることができる無料の特約で、どの
保険会社も基本的に付けることができます。


基本的な用語はこの辺でしょうか。
もっと詳しい用語もたくさんありますが、
ひとまずは上記を押さえておけば、保険加入時
の理解度は高まると思います。

とはいっても、このような難しい用語は
どうしても頭に入って来ないです。
そのため、このような言葉を噛み砕いて
わかりやすくご提案してくれるアドバイザー
にご説明を受けられるようにしてほしいです。

わからないことがあれば気軽にコメント
ください。

それでは。

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