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#読書感想文

「生活」への温かなまなざし〜クリームイエローの海と春キャベツのある家

「生活」への温かなまなざし〜クリームイエローの海と春キャベツのある家

あるとき、「暮らし」と「生活」の似て非なる響きについて考えたことがある。

暮らしは、憧れや理想のライフスタイルのニュアンスを多分に含んでいる。
雑誌や書籍、YouTubeで描かれているような、すっきりと整い余裕が感じられるさま。

一方、生活はもっと地に足のついた、それどころか時折田んぼに片足を突っ込んだような、何とももどかしく精一杯に気を張りつめている感じがする。

どちからというと、私は現実

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不機嫌は、罪。

不機嫌は、罪。

突然ですが。
我が家の朝ごはん、パンの日が多いです。

食パン、気分によっていろいろなのですが、今朝は山形食パンでした。
トーストして、ベーコンエッグをのせる。

4人でそれにかぶりついていたのですが、今朝はじめて気付いたことがありました。
私以外の3人は、山になっている方を持って、角い方から食べている。

私は、山から食べる。
だって、こっちが上じゃん。
角い方のが持ちやすくない?

すると各々

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「呪いのことば」からの解放

「呪いのことば」からの解放

人は知らず知らずのうちに「呪いのことば」を発している。

「呪いのことば」とは、目の前で起こっている出来事に対し、自分の価値観で「批判」や「評価」した結果、発せられる一方的で、攻撃的な数々のことばである。

例えば、
「約束を守れなかった私は、最低な人間だ」
「男には女の気持ちはわかるはずがない」
「遊んでばかりいたらバカになる」
などだ。

一方的な価値観に基づく会話法が大人から子どもへ受

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