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不登校って卒業式どうするの?当時の私の話🏫

はじめに


こちらは、中学生の時に不登校当事者だった私が、当時のことを綴る記事になります。
専門的な知見などは含まれませんのでご注意ください。

記事をご覧の皆さん、こんにちは。
もうすぐ卒業式ですね。
私は現在20歳ですが、毎年卒業式の時期が近づいてくると、不登校だった中学2、3年生の頃のことを思い出します。
私の当時の経験が誰かの参考になればと思って、今回この記事を書かせていただきました。

私は、中学2年生の秋から学校に行けなくなり、卒業するまで不登校(登校拒否?)でした。
リストカットなどの自傷行為を繰り返したり、自殺しようとしたりすることから、中学2年生で1回、中学3年生で2回、精神科のこども病棟に入院しています。
中学2年生の時の入院は約1ヶ月。
中学3年生の時の入院は、1回目は約6ヶ月、2回目は約1ヶ月でした。
入院していなかった時は、不登校と言っても、完全に学校に行かないわけではなく、週何日かは保健室登校や別室登校をしていました。

中学3年生の2月頃も別室登校をしていた時期ですね。
私は教室に行きたくないだけで別室登校はできるタイプだったのですが、2月からは卒業式練習が始まって、毎日別室登校の人用の教室に担任の先生が迎えに来るので、別室登校も地獄だったのを覚えています。
結局腕を引っ張られて毎回泣きながら体育館の外で皆が練習している様子を見てました。
なんかもう泣かないと強制的に体育館に入れられるんですよね…。
怖くて他の生徒に会いたくないので私も必死でした。

そのまま遠くから眺める日々が続き、ついに卒業式当日、私は式を休みました。
正確に言うと、正式な卒業式を休みました。
そのまま休んで中学校生活が終わるのもなんだからと、校長先生が別室登校の人のためのプチ卒業式を開いてくれました。
なので、他の生徒の卒業式が終わった体育館で、別室登校の生徒とその保護者だけで卒業証書授与式を行いました。
ちゃんとステージに上がって校長先生から卒業証書をもらいましたよ(*^^*)
それは嬉しかったです。
他の生徒と一緒の空間が怖かっただけで、卒業証書はちゃんともらいたかったので。
その後校舎の前にある卒業証書授与式の看板の前で、母から写真を撮ってもらいました。
中学校生活は散々でしたが、卒業証書はちゃんと校長先生から受け取れてよかったなと思っています。

私の代(他にも数名居ました)はそうやってプチ卒業式を開いてもらいましたが、私が2年生の時の先輩の代は、卒業証書授与のタイミングだけこっそり紛れ込んで、皆と一緒に卒業証書をもらっていました。

ネットで知り合った不登校仲間の子は、親御さんが学校に卒業証書を取りに行ったという子と、卒業式後の教室でその子ひとりで先生から卒業証書をもらったという子がいました。

学校によって対応は違うと思いますが、意外と柔軟に対応してくれるものなのかなと思います。

この記事を読んでくださっている方は、もしかしたら当事者の方やその親御さんかもしれません。
当事者の方には思い詰めないで親御さんや先生に相談してみてと言いたいですし、親御さんには無理させないでその子に合った対応ができないか学校に相談してみてほしいと伝えたいです。

私の話が何か参考になれば幸いです。

お読みいただきありがとうございました。

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