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【読書ノート】『新編 人生あはれなり 紫式部日記』
『新編 人生あはれなり 紫式部日記』
小迎裕美子 紫式部
紫式部日記をわかりやすく解説した本。華やかな日常を過ごしていと思いきや日々、将来の不安や人目を気にするストレス、目立ちたくないという願望など、現代の女性にも共感できる人間関係や仕事、嫉妬などが描かれている。
『源氏物語』の登場人物も取り上げていて、人物像を知る上で役にたつ。
平安中期の三大才女(紫式部・清少納言・和泉式部)の微妙な関係
【読書ノート】『福沢諭吉が見た150年前の世界』『西洋旅案内』初の現代語訳
『福沢諭吉が見た150年前の世界』『西洋旅案内』初の現代語訳
福沢諭吉著
武田知弘訳
福沢諭吉が書いた『西洋旅行案内』の現代語訳兼解説本。
明治維新前後の混乱期にアメリカやヨーロッパ訪問使節団に潜り込み、当時の西洋社会の様子が詳細に記されている。
福沢諭吉が、どういう人物だったのか知ることができる大変興味深い内容。
黒船来航、ペリー来日で、蒸気船を見よう見まねで、造られた咸臨丸に乗って太平
【読書ノート】『笑いのある世界に生まれたということ』
『笑いのある世界に生まれたということ』
中野信子・兼近大樹著
笑いというものは何なのか?
中野信子と兼近大樹が、様々なエピソードを展開する。
印象に残ったこと。
①世界幸福度ランキングの上位の国は、抗うつ剤消費国ランキングとかなり一致しているらしい。
幸せに生きていくためには、薬が必要ということになる。
②好感度って、人に好きになってもらうことではなくて、人を好きになる感度かなと思う。