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自分とは

①自分とは、すべてを神によって創作されている存在である(全神創作論)。

自然、環境、他人、自分によって作られている存在ではない。

自分の体、心、思い、行ない、知覚、感情、思考、意志、想念、記憶、自己意識等、すべての心理現象も神によって創作されている。

「神、思う。ゆえに我、思う」
のである。

②自分とは、神のドラマに出演させられている役者である(全ドラマ論)。

③神のドラマとは、人間中心の幸不幸で出来ているドラマである(全幸不幸論)。

④そのドラマは神のシナリオによってすべて決まっているので、人間中心の幸不幸もまた神によってすべてが決められている(全決定論)。

ゆえに、人間の自由意志はないということになる。

⑤そのドラマ上の出来事は、ドラマにとってすべて役立っているので、すべて意味があり、すべて価値があり、すべて良い(全肯定論)。

ゆえに自分もまたそのドラマに役立っているので、自分の幸不幸も神のドラマにとって意味があり、価値があり、良いのである。




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