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エッセイ・思い出

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#雑記

白い背景のあのブログ

白い背景のあのブログ

私は引っ込み思案なので対人が苦手だと思っていたが、もしかしたら人のことが結構好きなのかもしれない。
だから誠実さに欠けるとムカつくし、世の中がちゃんとしてないと感じると、腹が立つのだ。一方的ではある。
基本的に人が好きだという驚くべき事実が、疲れやすさの原因のひとつなのではないか、と思ったのが発端でまとめきってない状態でいつものようにこうしてメモしているのだが、うまく言語化できていない気がする。ま

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「生産性」というやっすい言葉

「生産性」というやっすい言葉

「生産性」という言葉は馴染みがある。
少なくともその概念自体に直接触れていなくても、社会が示す指標みたいなものだと受け止めていた。ほとんど無自覚に。だから私は20代、「生産性がない」「創造性がない」自分に対して後ろめたさを持っていた。それらは何も出産の有無の問題だけではなくて、社会に対して何も生み出せていない、寄与していないという意味で。どこかで役立たず、無価値だと思っていた。振り返ると胸が痛く、

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声

気づいたら私は「声」で人のことを判断している。見た目だけで人を判断することはあまりない。なぜなら声を聴けば、だいたいどういう人なのかわかるから。
いつも感動するのは幼児の声で、泣いていようが笑っていようが、どんなことを話していても、ものすごく清々しく聴こえる。うまく言えないが舌足らずなその声はとても真っ当な感じがある。人間の赤ちゃん(しかも他人)を正直そんなにかわいいと思わない。他人の子供に向かっ

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味方

味方

明日から職場に行くのが嫌で嫌で仕方ない。ノートに罵詈雑言を書き殴らなくてはおさまらない。この状態は、キャパのない頭にどんどんどんどん怒りが溜まり無秩序のまま混乱している状態。明確な理由がわかっているからこそ辛い。気持ちが晴れない。夕方頃から遠出してショッピングモールに向かう。空いてきたコーヒーショップに入り、本を読む。気持ちが落ち着いてきたら罵詈雑言を書く殴る。書いたり記すことは、美辞麗句であろう

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不自由です

不自由です

結局今まで受けてきた教育や信じていた価値観はみんな出鱈目だった。出鱈目といったらなんだが、もう太刀打ちできない、効果がない。対処できない。もとい、最初からそうだったのだろう。ハナから問題だらけだった。日本は民主主義の国家らしいがよくよく考えると自由ではない。自由ではないと感じる。何が苦しかったのか、何を苦しめていたのか、何に苦しめられていたのか。
多分「こうなっているはずなのに」という理想と現実が

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日記 ギラギラ

日記 ギラギラ

どうもこんばんは金曜日。金曜日の夜は好きだけれどまた夢の中を漂うように寝まくる休日が来る。バランスよく、とか、バランスが取れているってどういう状態なのだろう。自分にはよくわからない。とても疲れている。どうしてこんなに疲れているのに朝、起きていられるのだろうと思う。毎朝毎朝、憂鬱の繰り返し。
やっぱりどこかおかしいのだろうかと思いながら意地でも現実を生きているのだ、生きてやると思う。500円玉を握っ

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消毒

消毒

職場で感染者が出た。周りの反応が興味深かった。個人的には風邪程度の感覚で捉えている。もちろん口にしない。早くインフルエンザくらいの扱いになればいいのに。しかしTwitterを覗くとさまざまな意見があり、いずれにせよ正解がわからない。コロナに限らず、確かに感染は怖いし罹りたくない。けれど咳払いすらも躊躇う雰囲気になるのは嫌だな。100人いたら100通りの考えがある。ただ望むことは、管理社会に突っ走っ

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不理解

不理解

人間をやることに対して苦手感がある。
人間関係で悩むことが多い。もともと人に対して許せるキャパが広くない。と言っても、一定の距離感が保たれるならば割と誰とでも話すことはできる。人間関係の悩はお互いの距離感の問題だと思う。
相手の言動に理解できないと苦しむ。知人に相談すると「おそらく○○と考えているのだろう」「おそらく○○を気にしないのだろう」と、分析してくれた。すごい〜。なるほど!と思う。理解でき

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日記 縄張り

日記 縄張り

また台所で寝ている。疲&労。一からわからない悪夢のような業務から解放された、と思ったがそう思ったのも束の間だった。こういう日に限って上司が不在で腹が立ちまくりだった。しかし今思うと、かえって良かったのかもしれない。生活のために労働しているがいい加減辞めたい。逆に仕事以外に悩みがない気がする。それは幸福だからというよりも、社会の基準から逸脱していること、すなわち変わり者の自分をある程度受け入れている

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雑記 落ち着け

ちょっと怖い体験をした。
駅の改札に入りICカードを鞄に入れようと下を向いた、ほんの一瞬だった。「ああ」という奇妙な声と、舌打ち。70代くらいの男性がいつの間にか目前、近距離にいた。驚いた。どうやら(男性にとっては)私が男性に向かっていくような歩みをしており、男性は避けなかったので、ぶつかりそうになったのだろう。本当に一瞬だったが、何が起きているのかよくわからなかった。ギョッとして立ち止まると「あ

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雑記 仲間はずれ

雑記 仲間はずれ

いつか行く死後の世界で答え合わせ

noteは「参考になります」とコメントする文化があるのですか。面白いネ。

行き詰まったら知恵を使うことで打破できることがある。訳のわからない仕事でも、ではどういう風にわかりやすくできるか、とか。工夫とも言えるが、自分のために使うもの。知識ではなく知恵。そういうふうに考えるといくらか楽になる。それが昨日わかり、感情的な波が少し静まった。合理的に考えられる状態

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名前について

名前について

私は集団に属するとどうしても落ち着かなくなる。小学校高学年頃には既にグループ行動の居心地の悪さに気づいていた。移動教室などは10m先が目的地だとしても誰かと一緒に行動しなくてはいけない。「今日誰と遊んだか、行動したか」を親に毎日尋ねられるのはものすごくストレスだった。もともと詮索されるのが身内であろうと大嫌いで、子供らしくない変わった子供ではあったので親なりに心配していたのかもしれない。「移動教室

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選挙

選挙

20歳からずっと、自分が投票した政党や立候補者が勝ったことは一度もない。
だから投票しても何も変わらないなんて、そんなことわかりきっている。そんなことわかりきっているし何も止められないなんて重々承知の上で「私はこの感じが続くのは嫌ですからね、許していませんからね」その気持ちを表明しに行く。選挙なんか意味ないじゃん、行っても行かなくても同じ、本当そうだと思う。だるい理由はよくわかる。だいたいみんな忙

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日記のようなもの

日記のようなもの

昨日も詩をスマホに打っていたらいつの間にか寝ていた。それでいま自動保存されていた下書きを見たら、最初は音程がついていたのに全然思い出せない。やっぱり少し鮮度が落ちている気もするし、かえって練り直せる気もする。

昔から好きだった方の写真展に行って「高校生の頃から好きでした」と伝えられて、すごく満足した。好きなものを好きって伝えられるってとても良いなと思った。でも逆に、謝りたいけれど謝れないとか、

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