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こぼれていくものたち http://rrr10-ym.jugem.jp/ ↑これの続き Instagram: https://www.instagram.com/subarusuomi617 tumblr: https://nmcozy17rrr.tumblr.com/

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最近の記事

実習

大学院時代は暗黒期で、いまだにあまり思い出したくない時期だ。私は学部生の時分に就活がうまくいかず、半分逃げるように、違う大学の院に進学した。しかしそこは将来学校の先生になりたい学生が大半を占める大学だった。 完全に場違いだった。学校の先生になるつもりはなかったが「取れるなら取っておくか」程度のノリで教員免許を取得することにした。そうすると、学外でさまざまな実習を行うことが必修となる。 その中で、特別支援学校に行く実習があった。グループが自動的に割り振られた。AさんとBくん、年

    • そんなこと思う

      3/2下書きしていた日記 部屋を片づけたらスッキリしてきた。物がたくさんあると気が散る。なるべくこまめに片づけようと思った。気温が上がってきて嬉しい。冬はこたえる。気持ちがふさがりがちになる。急に暖かくなると、温暖化が気になるけれど。菜の花が咲いている、菜の花は美味しい。 ★ 気分が少し上がってきた時、リア充になりたいとふと思った。でもリア充の実態がわからない。リアルが充実しているの略ということしか知らない。現実が充実しているとは、どういうことなのだろうか。でもそれって一番

      • ウニマキZINE2024参加しています

        「もっと優しくて大らかな世界に行こう」 noteでも告知しよう告知しようと思って随分遅れてしまいました…。 本屋ウニとスカッシュさん(長崎会場)で行われているウニマキZINE2024に出展しています。3月21日までです。 3月29日からは、makijaku製作室さん(佐賀会場)に置かせていただきます。 通販は参加していないのですが、ぜひお手に取ってご覧ください。

        • 切り絵教室

          小学校1年生の頃、切り絵教室に通っていた。 今思えばおそらく区が提供してくれる類のもので、子供であれば誰でも気軽に参加できる教室だった。切り絵だけではなく他の教室もあり、事前に色々な教室を見学できた。ダンス教室も見学したが、同じような背格好の子供たちが、これまた同じ動きをしているのに圧倒されて「これではない」と瞬時に感じたのを覚えている。集団で揃わなくてはいけないダンスよりはマシだろうと、切り絵教室を選んだのだった。 ★ 切り絵教室の先生はおじいさんだった。チラシで作ったゴミ

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        • エッセイ・思い出
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        記事

          愛でもって笑い飛ばしてほしい

          ひとつのことが不安になると10倍くらいその不安が増す感覚がある。年末からは冷たい底にずっと沈んでいるようで、主に精神がきつかった。最近ようやく浮上してきた。とりあえず基礎的なことから。朝起きられず、疲れやすいことを何とかしたいと思ってコツコツ取り組み、かなり改善してきている。 ★ インスタが身バレしたかなと思って鍵をかけたけれど、しょうがないかなとも思う。というか本名で活動してもいいのではないかと思うようになってきた。 ★ 仮に輪廻転生があるとしたら、それはそれでちょっと…。

          愛でもって笑い飛ばしてほしい

          移動する

          これまでの人生で何度引越したのだろうと数えたら二桁いっていた。引越し直前は時間と眠気の闘い。頭が回っていないまま無我夢中で段ボールの中に荷物を詰めるだけ詰める。 退職の日にもらった色紙やメッセージカードを眺める。ゆっくり目を通してから捨てる。嬉しさもあるけれど痛みもある。今までのこと、これからのこと。 部屋から荷物が少なくなると、なんでもない音がよく響くようになる。空っぽに近づく部屋。いつも部屋との別れが寂しい。物との別れが寂しい。自転車も捨てた。自転車置き場は屋根がなかった

          移動する

          春一番

          暖かい日。右足は靴擦れを起こした。 ストッキングは真っ赤になって、踵が痛々しい。微妙にズレている気がする。 なんでこんなことしているんだろ? 通勤ラッシュは過ぎているけれど駅構内の階段は人を適当に抜かして上るしか道がない。制服を着た駅員が手をまっすぐに伸ばしてきちんと左右に流れを作る。 「逃げたい」 「逃げれるとしたら?」 「逃げよう」 私の頭の中には常に2人の人物がいる。 最近自由について考えるけれどまったく結論が出ない。神経症的な思考をしているのはわかっているから辛い。

          世界は怖くない

          生きている間に拝金主義がぶっ壊れていく様子を見たい ★ ビルの解体工事の現場を眺めていた。恐竜のようなクレーン車が器用に骨組みを破壊していく。機械と人間のはざまのような生き物に見えて、ちょっと怖くなった。別の恐竜は大きな柱のようなものを咥えて丁寧に周辺の瓦礫を寄せ集めていた。目と口のようなものが見えたら、もうずっと生き物に見える。見慣れると、だんだん怖さは薄らいでいく。作業員らしき人たちが、粉塵が舞わないように長いホースを使って水をかけ続けている。外は寒くて仕方ないけれど、空

          世界は怖くない

          あ〜しんどかった

          なんか時期が切り替わった。「わたし」だと思っていた「わたしではないもの」が抜けた。毎日泣くのは相変わらずだけれど、ピークは抜けた。あーしんどかった。気づいたら今日は2月4日で、立春らしい。そういえば梅の花が咲いているのを見かけた。明けない夜はないというのはどうやら本当らしい。胸の痛みがおさまった。 ★ 「これまでの過去を認めながら前に進む」 前に進む!前に進むって。昔に戻りたがりの私が前に進むってさ。すごいことだ。

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          そこにいるだけでいい

          暗闇の中で目を開けていると闇がごうごうと巡っている。相変わらず頭がごちゃごちゃになっている。結局、本当の本当は、人という存在はそこにいるだけで十分なのだ。余計なことをする必要がないし強制する必要もない。本当の本当は。 ★ 「もっと優しくて大らかな世界に行こう」 行き方はわからないけれど、進む方向を決めた。恐る恐る。 ★ 無職なのが心細い。また以前のように働ける自信がない。いつも自信がない。心が痛んで喉がひりつく。もうこれ以上は無理だと思う。毎日泣いている。朝が来て夜が来る。ま

          そこにいるだけでいい

          わたしの宗教

          わたしの宗教は わたしにしか効かない わたしの宗教では 死んだら楽園に行ける 生きるよりずっと軽くなる わたしの宗教では だから結局さいごはそこに行ける だから もうすこし ここにいる

          わたしの宗教

          世界は拒絶しない

          朝起きるのが苦痛なので、対策を考えた。寝る前に「でも明日◯◯がある」とか、本当に小さなことを思い出す。 ★ 未経験職種への就職、の前に安易に前職と関係ありそうな職種に手を出してみた。お金の不安から。でも色々たくさん悩んで考えて、やめた。やっぱりやってみたいことやりたい。死ぬ時人生を後悔したくないと思った。思ってしまった。労働することにとても価値を置かれている世の中で、私のようなタイプの人間はバランスを取ることが難しい、でも、やっぱりもう自分にとってハードモードな働き方はしたく

          世界は拒絶しない

          ZINPHONY参加します

          「もっと優しくて大らかな世界に行こう」 ¥300 1月26日と27日 REBEL BOOKSさんで行われるzinphonyに出展します。 見本もあるのでぜひお手にとってください。 前回「打ってない」を出品した時「売れないだろう」と思ったのですが、嬉しいことにそんなことなかったぽかったので今年は気持ち多めに出品しました。買わなくてもいいのでぺらっと見ていただけるととても嬉しいです。 年末年始はぐったりしていて、気分の落ち込み(鬱ではないが限りなく鬱っぽい感じ)もあり、とて

          ZINPHONY参加します

          苦しくないことを

          「本当は誰も見放さないんだよ」と気づいたら日記に書いていた。 ★ 全部がもう無理だ、と思うと何もかもやめたくなる。生きていくと自然に知恵がついていく。16歳の時に感じた、自分が今なぜここにいるのか?というわけのわからなさ、大きな違和感が残っているのにまた大きなそいつがやってきた。でもやり方を変えてみる。年の功。こんな状態になっても他人に気を遣っている自分がいる。大切にしてくれない人に気を遣う必要なんてないのだ、とそこまで日記に書いた時点で、本当はいままで誰も私を見放したりしな

          苦しくないことを

          日記

          美容師さんと普通に政治の話になった。驚き。世の中ほんとうに変わりつつあるのかもしれない。人と話すと改めてよくわかるけれど物価はとても高くなった。「二世とかじゃなくて一般人が政治家になるのがいい」と言っていたけれどその通りだと思う。髪をバッサリ切って3km近く歩いたら気分がスッキリしてきた。私はここのところ毎日泣いている。でも悲しいとかそういう類いの涙ではない。莫大な不安は自分で引き受ける。それがようやくできるから、もう1人の自分が泣いている。今までは悔し涙しか流してこなかった

          記録

          平時、自由に何を言ってもいいのだと内心では思っているくせに言葉は萎んでいく。ネットに流すのには憚れる気持ちはZINEに託した。ZINEを久しぶりに作っているとZINEがあってよかったと思う。もうずっと創作活動がしたかった。そのほかやらなくてはいけないこともあるけれど。 ★ 冬は、陽の光が短くてやる気がなかなか出ない。ちょっとずつ、ちょっとずつでいいから、気持ちが上向いてほしい。現実に手を伸ばす。空は綺麗で絶対に届かなくて、でもその下で暮らしている。 2024年は弱くてずるく